浦和レッズ所属MFサミュエル・グスタフソンの双子の弟であるMFシモン・グスタフソンは、2024/25シーズン終了後にスウェーデン1部BKヘッケンを退団の可能性がある模様。海外移籍を検討しているという。


 スウェーデンメディア『ヨーテボリ・ポステン』で5月8日に掲載されたインタビュー記事によると、シモンとヘッケンの契約期間は2025年6月までだが、現時点で契約延長の公式発表はなし。ヘッケン幹部が契約延長を望む一方、選手本人は自身の去就について「自分でも分からない。僕が望むことの一部は大事だが、サッカーの世界では自分の思い通りに物事が進むわけではない」とコメントも、スウェーデン国外移籍の可能性は排除していないという。

 現在30歳のシモンは、身長185cmで左利きのセントラルミッドフィルダー。オランダ1部フェイエノールトやFCユトレヒト等を経て、2022年7月にユトレヒトからヘッケンへ移籍。兄のサミュエルとともに2022シーズンのスウェーデン1部リーグ優勝を果たすなど、実績を積み重ねており、2024シーズンはリーグ戦28試合の出場で6ゴール4アシストを挙げた。

 また、2025シーズンもリーグ戦開幕から全7試合でキャプテンマークを巻いてスタメン出場し、2ゴール1アシスト。2024/25シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選では、全6試合スタメン出場で1アシストを挙げている。

 スウェーデン代表の一員として、国際Aマッチ2試合でのプレー経験もあるシモン。現時点でJリーグ移籍の可能性は報じられていないが、ネット上では浦和で兄サミュエルとのダブルボランチコンビ結成を望むファンの声が上がっている。
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