レアルの獲得候補、エンソ・フェルナンデスとマック・アリスターの反応は？
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　ラ・リーガのレアル・マドリードは、昨2024年にトニ・クロース氏が引退したことにより、その後継を含めた戦力再編に着手している。

　今2024/25シーズンを通じて複数の選手が候補に挙がる中、とりわけ注目を集めたのがプレミアリーグで活躍するアルゼンチン代表の2選手、MFエンソ・フェルナンデス（チェルシー）とMFアレクシス・マック・アリスター（リバプール）である。


　フェルナンデスに関しては、UKメディア『ガーディアン』がマドリードによる獲得の試みがすでに断念されたと報じた。チェルシーはフェルナンデスの重要性を高く評価しており、売却の意向は一切ないという。マドリードによる関心が伝わると、チェルシーは移籍交渉そのものを遮断する姿勢を明確にしたとされている。

　フェルナンデスは2023年にチェルシーへ加入し、以降主力として定着。2032年までの契約を結んでおり、クラブの長期的なプロジェクトの中心選手として認識されている。マドリードにとっては、移籍金の問題以前に交渉の余地が存在しない状況と伝えられている。

　一方、マック・アリスターは、依然としてマドリードの主要な補強候補とされている。同メディアによれば、マドリードはフェルナンデスの獲得が不可能と判断し、現在はマック・アリスターに照準を絞っているようだ。

　マック・アリスターは26歳で、アルゼンチン代表としてのFIFAワールドカップ2002（W杯）やコパ・アメリカ2024の優勝実績に加え、リバプールでも2024/25シーズンのリーグタイトルを獲得しており、その豊富な経験が評価されているようだ。ただし、2028年まで残る契約と高額な市場価値が、獲得に向けた障害となっているとも伝えられている。

　リバプールとの交渉は難航が予想されているが、マドリードはこれまでも困難な補強を実現してきた経緯があるため、マック・アリスターの獲得についても、現時点で完全に選択肢から除外してはいないようだ。

　この夏にサプライズな補強が行われるのか、高い注目が集まっている。
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