日本代表候補・佐野航大の移籍先候補は5クラブ？古巣J1岡山の連帯貢献金ゼロも
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　マインツ所属MF佐野海舟の実弟であるMF佐野航大には、6月にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合に臨む日本代表に招集される可能性があるなか、23日に行われたオランダ1部リーグ最終節で1ゴールをマーク。試合後、現地ジャーナリストが今夏移籍の可能性を指摘している。


　日本人選手の情報に詳しいジェラルド氏は、Xで「おそらく佐野にとって、このオランダ1部リーグ最終戦がナイメヘンでのラストマッチになるだろう」と投稿。1ゴールという結果に「彼はまたしてもミッドフィールドで猛獣だった」「彼がピッチ上で発揮するエネルギーは凄まじい」などと称えた上で、「アヤックスかPSVアイントホーフェンへ移籍する可能性は十分にある」と、移籍先候補にオランダ国内強豪2クラブを挙げた。

　ナイメヘンと2028年6月30日までの複数年契約を結んでいる佐野の去就を巡っては、海外メディア『HierOpZuid』は2025年4月、オランダ1部フェイエノールトやドイツ国内2クラブからの関心を報道。一方、ナイメヘンの専門サイト『Forza NEC』は5月15日に「ナイメヘンはこの夏も佐野を全力で引き留める」と伝えている。

　佐野がオランダ国外へ移籍するとなれば、古巣のファジアーノ岡山に連帯貢献金が支払われる可能性も。同選手は2022年から1年半にわたり岡山に在籍。同クラブは移籍金の0.75%を連帯貢献金として受け取ることになるが、PSVやアヤックスへ移籍するとなれば、連帯貢献金は発生しない。

　なお、ナイメヘンは2024/25シーズンのオランダ1部リーグを8位で終了。欧州カップ戦出場権を逃しただけに、佐野がオファー次第で退団を決断する可能性も考えられる。ただ、岡山側からすれば、オランダ国外クラブへの移籍を望んでいるかもしれない。
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