FC東京は先日、ドイツ2部ハノーファーを退団した元日本代表DF室屋成の再獲得が決定的である模様。ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)所属DF小川諒也の去就にも注目が集まっている。


 小川は5月15日にXで「シーズン終了しました! 厳しいシーズンでしたが、残留出来てよかったです! 日本帰ります!」と2024/25シーズン終了を報告しているが、そのXのヘッダー画像が22日までにFC東京のゴール裏に。これをもとに、ネット上では同選手のFC東京復帰を予想する声が上がっている。

 また、ベルギーメディア『Voetbal』は5月20日、STVV所属選手の去就を特集。小川について「STVVは契約延長オプションを有しているが、彼には別の夢がある」と、2024/25シーズン限りで退団する可能性を報じている。

 現在28歳の小川は、2023年6月にFC東京からSTVVへ移籍。2023/24シーズンはベルギー1部リーグで4試合の出場にとどまったが、2024/25シーズンは35試合の出場で2ゴール4アシストをマーク。主力選手として、チームの1部残留に貢献していた。

 一方、FC東京は2025シーズンのJ1リーグ戦16試合を終えた時点で16位に低迷。サイドバック、ウイングバック要員には、DF長友佑都やDF白井康介らが控えているが、DFバングーナガンデ佳史扶が長期離脱中だ。

 なお、STVV所属選手では、小川の他にも日本代表MF藤田譲瑠チマがVfBシュツットガルト移籍に向かっているとのこと。『Voetbal』によると、MF山本理仁やMF伊藤涼太郎にも退団の可能性があるという。
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