東急百貨店は、2020年3月31日をもって東急百貨店東横店の営業を終了すると発表した。

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 東横店の閉店は、東京急行電鉄が関係事業者と推進している渋谷駅周辺の再開発事業に伴うもので、同店地下1階の食品売場などについては3月31日以降も営業を継続する。

同店の跡地には、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄の3社が共同出資する「渋谷スクランブルスクエア」第II期棟が2027年度に開業する予定だ。

 同社は渋谷エリアを最重要拠点と位置付けており、東横店の営業終了後は東急百貨店本店や渋谷ヒカリエ内「シンクス(ShinQs)」などにおける店舗および売場の魅力向上に向けた諸施策を実施していくという。なお、2013年に閉店した同店東館跡地に建設され、今年11月1日に開業予定の渋谷スクランブルスクエアの東棟には、ビューティーやハンドバッグ、シューズ、ファッション雑貨を取り揃えた「プラスク(+Q)」、常時50ブランド以上のアイテムを取り扱うセレクトストア「シブヤ224(428-224)」、スイーツとデリに特化した「東急フードショーエッジ」といったテナントの出店が決定している。

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