コスメティックブランド「シロ(SHIRO)」が、2019年秋にリブランディングを行い、ブランドロゴやパッケージをリニューアルしたことについて、SNSで不満の声が上がっている。これを受けてブランドと同名の運営会社シロは、公式サイトでお詫び文を公開した。

【昨年はショー開催】10周年迎える「shiro」が2019年秋にリブランディング、メイクカテゴリーを拡充

【画像をもっと見る】

 シロは「ローレル(LAUREL)」というブランド名で2009年にデビュー。2015年10月に現在のシロに名称を変更した。スキンケアをはじめ、フレグランス、ライフスタイルグッズなどを展開し、国内に24店舗、海外に4店舗を出店。落ち着きがある香りとすりガラスのボトルデザインなど洗練された雰囲気のアイテムが20代~30代の女性を中心に人気を集めてきた。

 今回のリブランディングは、グローバル戦略の加速やジェンダー、国籍、年齢にとらわれず様々な人に向けてブランド訴求を強化する為に実施。ブランドロゴはこれまでの小文字の「shiro」から大文字「SHIRO」に変更するとともに、太字の「サンセリフ体」を採用した。

製品パッケージでは、すりガラスのボトル本体と白のキャップやパーツデザインの組み合わせから、新しいブランドカラーであるネイビーをメインにデザイン。同時にショッパーをネイビーに白い「SHIRO」をあしらったものに変更した。9月10日から店舗デザインもネイビーを基調にした内装へと順次リニューアルしている。ロゴやパッケージが変わったことについては「シンプルでクリーンな前のデザインが好きだったのに」や「改悪された」などの声が多く集まったほか、ブラックのように見えるダークトーンのネイビーを使ったデザインに対して「シロじゃなくてもはやクロ」と揶揄するコメントも見られた。

[[https://www.instagram.com/p/B20OS8FloHa/?utm_source=ig_web_copy_link]]

 これを受けてシロは「10周年を迎え皆様の期待に更に応えたいという思いから熟慮の末、一新させていただきましたが、応援頂いた皆様には突然に感じられ、不快に思われた方もいらっしゃること、深くお詫びいたします」と謝罪。今回寄せられた意見はブランド運営に活かしていくという。

またリニューアルに伴い、販売終了を予定していたボディコロンのホワイトリリーとサボンの香りを再販売すると発表した。詳しい発売日は後日公式サイトで公開する予定で、再販売後に定番化するという。

【あわせて読みたい】新生「ルナソル」はモード色を強めファッション性訴求、スキンモデリングアイズなどの定番商品は継続販売