スポーツアイウェアブランド「スワンズ(SWANS)」を製造販売する山本光学が、卓球の水谷隼とアンバサダー契約を締結したと発表した。プロ・アマに関わらず、屋内競技で眼に悩みを持つすべてのアスリートが競技に集中できるよう水谷と共に製品開発を行う。

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 屋内競技におけるアイウェアの開発は、水谷が「コートやボール、相手選手の動きなどが把握しにくいため、アイウェアで防眩性と視認性を両立させることができないか」とスワンズに相談したことからスタート。サポートチームが水谷の練習場所へ幾度も訪問して様々なレンズテストを実施し、約10ヶ月の期間を経て屋内の競技環境下で適度に眩しさを抑えつつ、視界全体のコントラストを高めて白いものが見えやすいレンズを開発した。東京2020オリンピックなどでの水谷の活躍を通じて、卓球やバドミントン、インドアテニスなどの屋内競技愛好者から「同じように照明の眩しさに悩んでいた」という多くの声が寄せられたという。

 水谷は今回のアンバサダー契約締結について、「山本光学さんには私の悩みに向き合っていただき、サポートしていただいたことに感謝しています。現役は引退しましたが、今回アンバサダーに就任させていただき、今後は私の経験を生かして卓球競技をはじめとした、屋内競技で快適にプレーできるアイウェア開発をともに行っていきたいと思います」とコメントした。

■SWANS:公式サイト