マッシュホールディングス(以下、マッシュHD)が、新業態「エミ(emmi)」を立ち上げ、スポーツ事業に参入する。「アトモス」を運営するテクストトレーディングカンパニーと合弁で株式会社マッシュスポーツラボを設立。

2015年春に出店をスタートさせ、店内ではスポーツとモードを組み合わせたオリジナルのウェアブランドなどを販売していく。




マッシュHDから「エミ」始動の拡大画像を見る

 マッシュHDはファッションとのバランスがとれたスポーツ業態の展開を目指し、テクストトレーディングカンパニーと共同でマッシュスポーツラボを11月11日付けで新設。社長にはマッシュHDの近藤広幸社長、副社長にはテクストトレーディングカンパニーの阿久津拓郎事業本部統括部長が就任し、資本金の5000万円は両社が半々で出資している。


 セレクトショップの業態をとるエミは「アクティブアーバンライフスタイル」がコンセプトで、ターゲットは高いファッション感度を持つ30~40代の女性。商品は、40%以上がフットウェア、35%がオリジナルウェアの「エミアトリエ」と「エミスタジオ」、15%がスポーツブランドからセレクトしたウェア、残りの約10%をオーガニックフードなどで構成する。標準面積で約35坪の店内にはスポーツやインナービューティーのコンシェルジュカウンターを併設する予定。

1号店は有楽町を計画しており、国内のファッションビルや百貨店を中心に10店舗規模まで拡大させ、その後はマッシュHD初の米国進出も検討していくという。12月11日・12日には、デビューシーズンとなる2015年春夏のラインナップを関係者に向けて披露する。