*17:50JST マザーズ指数は3日ぶり反発、米ハイテク株受けIT関連株に買い、フリーなど
本日のマザーズ市場では、前日の米ハイテク株高が支援材料となってIT関連株を中心に買いが入り、堅調に推移した。今週に入ってからマザーズ指数は前日までに5%超下落しており、週末を前に買い戻しも入ったとみられる。
ただ、東証1部市場では前日まで急伸していたソフトバンクGが売られる一方、トヨタ自やエムスリーが買われるなど主力大型株の循環物色の動きが見られ、マザーズ市場の売買はさほど膨らまなかった。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、終値では2%超の上昇となった。売買代金は概算で1634.53億円。騰落数は、値上がり244銘柄、値下がり72銘柄、変わらず14銘柄となった。個別では、時価総額上位のフリーが8%を超える上昇となり、ラクスやJMDCも堅調。売買代金上位ではBASEが7%超上昇したほか、エヌ・ピー・シーやJTOWERが買われた。
BASEはネットショップ開設数が130万ショップを突破したと発表している。また、メディカルNやケアネットがストップ高を付けた。メディカルNは業績修正を発表し、後場急伸した。一方、時価総額トップのメルカリは軟調で、AIinsideは小幅に下落。利益確定売りがかさんだフレアス、資本業務提携に伴う新株発行等を発表したオンコリスなどは下落率上位に顔を出した。
《HK》