日経平均;37198.30;-506.63
TOPIX;2719.58;-31.83
[寄り付き概況]
7日の日経平均は506.63円安の37198.30円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は反落。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=147円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、米国で今晩、2月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、中国で11日まで開催中の全国人民代表大会(全人代)への期待感などから昨日の香港ハンセン指数が大幅高で3年ぶりの高値となったことや、欧州の経済成長期待が高まっていることを受け昨日の独DAXが大幅に上昇し過去最高値を更新したことなどが東京市場の株価支援要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。
セクター別では全業種が値下がり。その他製品、銀行業、精密機器、不動産業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。