日経平均;20417.56;-167.75TOPIX;1491.94;-7.29
[後場の投資戦略]
前日の日経平均は安値(20110.76円)から474円ほど戻して取引を終えた。午後に入り、円相場がストップロス(損失限定)の円売り・ドル買いを巻き込み、一時1ドル=107円近辺まで急反落したことなどが支援材料になったとみられる。
中国の人民元基準値は節目の7元手前まで切り下げられ、明日以降の動向や米国の反応を見極めたいとの思惑が強まるだろう。9月には米国による対中制裁関税「第4弾」の発動と、次回の閣僚級協議が予定されており、米中の鞘当てが一段と激しさを増す可能性が高い。当面は米中の動向を睨み神経質な相場展開が続くとみられ、後場の日経平均も買い手控えムードから軟調に推移しそうだ。
《AK》