米国株式市場は上昇。ダウ平均は271.58ドル高の35064.25ドル、ナスダックは114.59ポイント高の14895.12で取引を終了した。
週次失業保険申請件数が2週連続で減少し労働市場の斬新的な改善が示唆されたため、寄り付き後、上昇。また、ウォール街のストラティジストによるS&P500種株価指数の年末目標引上げなども手伝い投資家心理が改善し、終日堅調に推移した。ナスダック総合指数は史上最高値を更新して終了。セクター別では、消費者サービス、食生活必需品小売が上昇した一方で、ヘルスケア機器・サービスが下落した。

家庭用品販売のウェイフェア(W)は四半期決算の内容が予想を上回ったため、買われた。オンライン旅行会社のブッキング・ホールディングス(BKNG)は第2四半期決算で収入や予約取り扱い額が予想を上回ったことが好感され上昇。
一方で、保険会社のシグナ(CI)は決算が予想を上回ったものの、医療コストの上昇が逆風になると警告したことが嫌気され、大きく売られた。eコマースのエッツィ(ETSY)は第2四半期決算で、アクティブユーザー数の伸びが予想を下回り大幅下落。

バイデン政権は2030年には国内新車販売の半分を排出物ゼロ車とする計画を打ち出した。

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