米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は2000件減の21万件と、予想21.2万件を小幅下回った。前回は21.2万件へ21.0万件から上方修正。
また、失業保険継続受給者数は181.9万人と、前回179.5万人から増加し1月中旬来の高水準となった。

同時刻に米商務省が発表した10-12月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+3.4%と、改定値+3.2%から予想外に上方修正された。同期個人消費確定値は前期比年率+3.3%と、やはり予想外に改定値+3.0%から伸びが拡大。伸びは1-3月期以来で最大となった。

良好な結果に米国債相場は軟調。10年債利回りは4.23%まで上昇した。
ドル買いは限定的。ドル・円は151円39銭に強含んだのちは151円23銭へじり安推移。ユーロ・ドルは1.0783ドルから1.0795ドルへ上昇した。ポンド・ドルは1.2611ドルから1.2628ドルまで上昇。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:21万件(予想:21.2万件、前回:21.2万件←21.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:181.9万人(予想:181.5万人、前回:179.5万人←180.7万人)
・米・10-12月期GDP確定値:前期比年率+3.4%(予想:+3.2%、改定値:+3.2%)
・米・10-12月期個人消費確定値:前期比年率+3.3%(予想:+3.0%、改定値:+3.0%)