■NY株式:NYダウ14ドル安、貿易摩擦を巡る米中関係の緊張続く
米国株式相場は下落。ダウ平均は14.17ドル安の26048.51、ナスダックは0.60ポイント安の7822.57で取引を終了した。
格安航空会社ジェットブルー(JBLU)は、シティグループによる投資判断引き上げを受け上昇。税務サービスのH&Rブロック(HRB)は、決算内容が予想を上振れ堅調推移。半導体のブロードコム(AVGO)は、携帯端末のアップル(AAPL)への2年間の部品供給契約を締結し買われた。
通信大手のTモバイル(TMUS)とスプリント(S)は、NYを含む複数の州が両社の合併計画阻止のために提訴し、ともに下落した。
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■NY為替:ユーロ反発、トランプ米大統領が米政策金利水準を批判
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円80銭まで上昇後、108円44銭まで下落し、108円52銭で引けた。トランプ米大統領が「政策金利が高すぎる」と米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を批判したことに加えて、5月米生産者物価指数(PPI)が低迷し、米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢になった。また、トランプ米大統領が中国との貿易協議で協定が良い内容でなければ合意しないと警告したため、リスク回避の円買いも観測された。
ユーロ・ドルは、1.1302ドルまで下落後、1.1337ドルまで上昇し、1.1326ドルで引けた。
■NY原油:もみ合いで53.27ドル、需要拡大につながる材料不足
NY原油先物7月限はもみ合い(NYMEX原油7月限終値:53.27 ↑0.01)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比+0.01ドルの53.27ドルで通常取引を終えた。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 28.24ドル +0.17ドル(+0.61%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.67ドル +0.38ドル(+0.88%)
ゴールドマン・サックス(GS)194.73ドル +0.61ドル(+0.31%)
インテル(INTC) 46.85ドル +0.05ドル(+0.11%)
アップル(AAPL) 194.81ドル +2.23ドル(+1.16%)
アルファベット(GOOG) 1078.72ドル -1.66ドル(-0.15%)
フェイスブック(FB) 178.10ドル +3.28ドル(+1.88%)
キャタピラー(CAT) 127.28ドル +1.54ドル(+1.22%)
アルコア(AA) 21.67ドル +0.09ドル(+0.42%)
ウォルマート(WMT) 107.94ドル +0.42ドル(+0.39%)
スプリント(S) 6.58ドル -0.41ドル(-5.87%)
《SF》