*08:08JST マザーズ先物見通し:反発、仮想通貨関連がけん引
本日のマザーズ先物は反発が予想される。10日の米国市場は2月のCPIがインフレの抑制を示したため脅威が後退し寄り付き後、上昇した。
10年債入札が冴えず、長期金利が下げ止まるとナスダック総合指数は上げ幅を縮小し下落に転じた。一方、下院が1.9兆ドルの追加経済対策法案を可決し早期成立の目処が立つと回復期待に景気循環株に買いが広がり、引けにかけて、ダウは上げ幅を拡大し史上最高値を更新し引けた。本日のマザーズ先物は、米国市場でダウが最高値を更新し、ナイトセッションがプラスで取引を終了した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。国内では時価総額上位のフリーが電子契約サービス「NINJA SIGN」などを手掛ける会社を子会社化し業容拡大が期待されることか、相場を下支えすることが期待される。また、ビットコインが前日比3.85%値上がりしていることで、仮想通貨関連銘柄が相場をけん引することが予想されよう。本日の上値のメドは1190.0pt、下値のメドは1110.0ptとする。

《FA》