富士通は大幅反発。スキャナー大手のPFUをリコーに売却する方針を固めたと報じられている。
保有株の8割を約800億円で売却する計画で、月内の正式決定を目指しているもよう。PFUはスキャナー「スキャンスナップ」などを手掛け、21年3月期売上収益は1345億円であるようだ。同社としては、市場が縮小する事務機から企業向けソフト開発に経営資源をシフトさせていく方針。事業の選択と集中の加速化をポジティブに捉える動きが優勢となっているようだ。