*15:30JST 澁澤倉庫 Research Memo(10):配当性向は30%目途
■株主還元策

澁澤倉庫<9304>は、長期安定的な経営基盤の確保と財務体質の強化を目指している。このため配当性向は、特殊要因を除く親会社株主に帰属する当期純利益の30%を目途としている。
内部留保は事業投資、借入金返済、機動的資本政策、総合的な株主還元策に利用する方針である。以上から、2019年3月期の配当は中間23円、年間46円を予定している。また、2020年3月期の配当については中間25円、年間50円を予定している。なお、2017年3月期の年間配当50円(うち、中間配当20円)には創業120周年記念配当10円を含んでいる※。

※2017年10月に普通株式5株→1株の株式併合を行った。このため過去の配当について遡及修正した。



■情報セキュリティ

物流事業におけるトランクルームや引越業務などにおいて、個人情報を取り扱っている。このため、同社は情報保護方針を定め、この方針に基づいた「情報保護規定」をすべての役職員が遵守することにより、個人情報の漏洩などの予防に努めている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)


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