シーバスゲーム用にリリースされて人気の高い、モアザン シャロースピン67S。

その既存モデルよりもサイズアップした、74Sが2021年秋に新登場します。

ミノーをキャストしてリトリーブしている感覚で使えるブレードベイトは、どのように進化しているのか気になりますよね。

その詳細スペックをチェックしてみましょう。

「既存モデルのほうは、キャストしてただ巻きしながら、シャローレンジをトレースできたよね!」

その通り!水面直下20センチから70センチを泳がせるのに、とてもマッチしていました。

モアザン シャロースピン74Sとは

モアザン シャロースピン74Sとは、2021年にダイワから追加ラインナップされる、シーバスゲーム用のブレードベイトのことです。

サイズは、既存モデルの67Sよりも、長く重く設計されていますよ。

74Sの全長は74ミリで、ウエイトは18グラムにアップしています。

これにより飛距離が、最大で62メートル、平均して59.6メートルも稼げるようになりました。

河口域に広がるシャローエリアや干潟などを、広範囲にくまなく探れそうですよね。

モアザン シャロースピン74Sのボディは、メタルではなく樹脂製です。

テールスピンジグなどに多く見られるメタルボディでは、着水後あっという間に沈んでしまうので、シャローレンジを長くトレースすることは難しいのが現状です。

その点モアザン シャロースピン74Sなら、水深50センチから100センチの間をトレースできるので、根掛かり等を気にせずキャストすることが可能です。

しかもコンパクトでスリムな形状をしていて、ベイトフィッシュそっくりのリアルなシェイプを実現していますよ。

ボディデザインはフラットサイドなので、フラッシング効果が高くアピール度もバッチリでしょう。

注目して欲しいのは、ボディの最後尾部分。

ハーフパイプ形状=円筒を寝かせて上半分をカットしたことで、ブレードの可動域を損なわないように工夫が施されています。

ハーフパイプにスイベルが乗っている感じでしょうか。

当然お腹側に付いているトレブルフックとは離れることになるので、絡まりトラブルを抑えられます。

キャストの際は、ブレードがボデイ側面に添うようになり、飛行姿勢が安定しますよ。

着水後スイミングさせると、ブレードは垂れ下がりにくく、ベイトフィッシュらしいナチュラルな姿勢をキープします。

フォールでは、前傾になることを防ぎつつ、スローにフォールするようになっています。

シーバスが追従してきているのにバイトしなかったら、一瞬キルを入れてフォールで誘うのもいいかもしれませんね。

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出典:ダイワ

モアザン シャロースピン74Sのトレブルフックの位置に注目!

モアザン シャロースピン74Sには、10番サイズのトレブルフックが2個、お腹側に付いています。

シャローレンジでは突き上げバイトが多いので、下からアッパーカットしてくるシーバスを迎え撃つ位置に、フックがあることになります。

フッキングは、バイト即ではなく、しばらく待つようにしましょう。

シーバスがモアザン シャロースピン74Sをくわえて走り出し、ラインテンションが張り詰めた段階で、ロッドを進行と逆側に倒しながら、巻きアワセを実施してください。

シャローエリアでは、掛かったシーバスが豪快に跳ねるかもしれません。

それを予想して、常にロッドワークでラインテンションがたるまないように心がけましょう。

計8種類のカラーバリエーションがラインナップ!

モアザン シャロースピン74Sには、合計8種類のカラーバリエーションが用意されています。

これは既存モデルの67Sと同じです。

●ギンギラギン(S)

●デイリアクション(G)

●モアザンイワシ(S)

●ブルピンイワシ(S)

●NATSUSORA(S)

●3Dイナッ子(S)

●アデルグリキン(G)

●アデル不夜城(G)

カラー名の()内は、ブレードカラーを表しています。

(G)はゴールドカラー、(S)はシルバーカラーです。

モアザン シャロースピン74Sの水中スイミングシーンを収録している動画はこちら

出典:YouTube

モアザン シャロースピン74Sをキャストするのにおすすめのタックルをピックアップ!

モアザン シャロースピン74Sをキャスト&リトリーブするのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

まずは、ロッドから選んでみました。

9フィートを超えるスピニングロッドなら、イメージ通りの飛距離を叩き出せるのではないでしょうか。

好評モアザン シャロースピンに2021年新サイズ74Sが追加ラインナップ!

ダイワ(DAIWA) ロッド 21 ラブラックス AGS 96M

ダイワから2021年に新発売された、シーバスゲーム専用のスピニングロッドです。

全長は2.90メートルと、9フィートを軽く超えた長さに設計されていますよ。

継数は2本なので、仕舞寸法は149センチにまで収まります。

これならクルマの中に積み込みやすいですし、釣り場までの持ち運びもラクチンですよね。

標準自重は136グラムと、軽めに作られています。

1日中振り回し続けても、さほど疲れずにシーバスを追いかけることができるでしょう。

先径/元径は、2.0/13.4ミリとやや太め。

適合するルアーウエイトは、10グラムから50グラムまでなので、モアザン シャロースピン74Sをキャストするのに丁度いいでしょう。

適合するPEラインは、0.8号から2.0号まで。

ブランクのカーボン素材含有率は、99パーセントです。

実際に手にしてみると、とても軽くて張りのあるブランクの印象が強いですね。

ガイドは、ダイワオリジナルのAGSなので、グリップの辺りにしっかりと重心があるバランスを作り出していますよ。

グリップそのものは細身で握りやすく、さまざまなロッドワークに対処できるでしょう。

実売価格は3万円台と、とてもコスパ優秀な価格設定になっています。

以前はAGS搭載モデルの価格が、結構高価でしたから、購入を検討しやすいのではないでしょうか。

継目は、ダイワのV-ジョイントを採用していて、とてもスムーズな曲がり込みを実現しています。

素直な曲がりと反発によって、キャストの精度は一段と上がるでしょう。

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ダイワ(DAIWA) 21 カルディア LT3000-CXH

ダイワから2021年にリリースされた、モノコックボディの汎用スピニングリールです。

3000番なので、じゅうぶんなラインキャパがあって飛距離を伸ばせますよ。

ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1回転で93センチのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は10.0キロもあるので、大型シーバスが掛かっても安心してやり取りを楽しめるでしょう。

自重は205グラムと軽めで、ラインキャパはPEラインなら1.0号を200メートル巻けます。

ハンドルの長さは55ミリで、ハンドルノブはHG-T型です。

ボールベアリングは、6個搭載しています。

実際にフィールドで使ってみると、カチッとしたボディ剛性が、巻き取りの滑らかさを生んでいる印象ですね。

ローター回転も軽やかなので、定速ただ巻きを実践するのが、とても楽です。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定になっているのが嬉しいですね。

ボディのブラックカラーが、モアザンシリーズのシーバスゲーム用ロッドに、凄くマッチしますよ。

釣りで使用した後は、真水でラインローラーを洗ってください。

塩が噛んでいる可能性があり、放置しないほうがいいでしょう。

モアザン シャロースピン74Sの気になる発売日はいつ?

モアザン シャロースピン74Sの気になる発売日は、2021年の10月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、1,440円です。

シャローレンジで泳いでいるシーバスを、効率よくバイトに持ち込むのに活用してくださいね。

ロッドを立てながらリトリーブすると、より水面に近い層をトレースできますよ!

ダイワ公式サイト

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