ふく魚に2023年新カラー登場！ダイワのジョイント系ビッグベイト

2023年07月22日(土)07:02

リップの付いたジョイント系ビックベイトで、40gと扱いやすいウエイトに設定されているのが、ダイワのふく魚です。

2023年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

その特徴や使い方、マッチしそうなおすすめタックルについて、分かりやすくご紹介しましょう。

ふく魚とは

ふく魚とは、ダイワから発売中のリップ付きジョイント系ビッグベイトのことです。

水面に浮かぶフローティング仕様で、全長は118mmと意外にコンパクト。

ウエイトは40gですから、Hパワーブランクスのベイトロッドなら、じゅうぶん背負えるでしょう。

ビッグベイト専用のタックルを組まなくても扱えるのは、とても嬉しいメリットです。

フックは、お腹側が1番サイズのトレブルフック、後方が2番サイズのトレブルフックになっています。

ふく魚には、移動距離を短く抑えて、その中でアピール度を拡大する工夫が盛り込まれています。

キャストして着水した場所から、1m移動する間で何回ドッグウォークできるかにこだわっているのです。

短い移動距離の間に、何回誘いをかけられるかにつながっていて、弱い入力でも左右へドッグウォークするように作られています。

初心者アングラーでもそのアクションは引き出しやすく、ジョイント系ビッグベイトを使いこなす入門ルアーとして、とても有効でしょう。

頭部アゴ下から突き出している大型リップは、水をきっちりつかんで制動をかけることもできます。

またボディ中央付近に目を移すと、広いジョイント角を確保したジョイント部が設けられています。

これにより、ドッグウォークをボディの真横に振ることが可能になっています。

それから、前後のフェザーフック。

フェザーは水をしっかりとらえて、制動効果の上乗せをしてくれるでしょう。

ふく魚には、サクサススイベルフックアイが装備されています。

これは、掛かった魚が暴れてバレてしまうのを防ぐためのもの。

ジョイント系ビッグベイトは、ボディが大きいことから抵抗が掛かりやすく、魚の暴れる動きによってラインテンションが一気に抜けてしまうことがあります。

この弱点の部分を、サクサススイベルの回転力が払拭し、暴れる動きに合わせてフックも回転する仕組みになっています。

フックそのものが捻じれて動くことで、フックが外れてしまうのを防ぐわけです。

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出典：ダイワ

根掛かりトラブル回避能力の高いふく魚！

ふく魚には、根掛かりトラブルを避ける工夫も盛り込まれています。

大型のリップが、カバーやストラクチャーに引っ掛かろうとするフックをガードしてくれます。

フック自体は、ショートシャンクのものを採用していて、より一層根掛かりしにくくなっています。

またフェザー付きフックは、バイトが発生したときに吸い込まれやすく、根掛かり回避性能とフッキング性能を兼備していることになります。

実際に既存カラーのふく魚を使ってみましたが、シャローフラットやオーバーハング下へ積極的に投入しても、根掛かりトラブルには発展しませんでした。

リトリーブをスローにして、根掛かりの気配を感じたら、常に静止させる習慣を付けておくと、より一層トラブルは防げるでしょう。

合計3種類のカラーバリエーションが追加！シチュエーションにマッチしたものを選ぼう！

ふく魚には、2023年新しい3種類のカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

●ギルカラー

●チャートギルカラー

●デメニギスカラー

チャート系はよく目立つので、魚に発見してもらいやすいでしょう。

ブルーギルを追い払うモードのバスなら、ギル系カラーに果敢にアタックしてくるはずです。

デメニギスカラーは、実在するデメニギスという深海魚をモチーフにして配色がおこなわれています。

デメニギスの頭部は、コックピットのようになっていて、内部に緑色がかった筒状の目を持っています。

それに合わせて、ふく魚の内部に内面塗装で緑色を施し、ルアーの目の部分を白黒反転させています。

とても遊び心のある配色で、使っていて楽しくなるカラーといえそうです。

ルアーのアップ写真

出典：ダイワ

ふく魚をキャストとして操作するのにおすすめのタックルを選んでみた！

ふく魚をロングキャストしたり、アキュラシーキャストしたりして、魚を効率よく誘うのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、張りのあるブランクスのベイトロッドが合います。

リールは、太いモノフィラメントラインを豊富に巻けるベイトリールなら、使い勝手は良好でしょう。

ダイワ(DAIWA) バスロッドリベリオン 731MHFB-G 釣り竿

ダイワからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・リベリオンシリーズの中から、731MHFB-Gを選んでみました。

全長は2.21mと、結構長めブランクスに設計されていて、グラスコンポジットです。

継数は2本ですが、グリップジョイント方式ですから、仕舞寸法は192cmと長めです。

ウエイトは132gで、ブランクスの先径/元径は、1.9/17.3mmと太め。

適合するルアーウエイトは、7gから42gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、74%になっています。

実際に手に取って継いでみると、やや持ち重り感はあるものの、振り込みやすいテイストに仕上がっています。

グラスコンポジット独特の曲がりを持っているので、ルアーにバイトがあっても、弾いてしまう展開にはなりにくいでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ビッグベイト専用のベイトロッドではないものの、ステディリトリーブで魚を誘うのに適したロッドといえるでしょう。

トゥイッチなどのロッドワークも繰り出しやすく、安心して使い続けられるおすすめの1本です。

ダイワ(DAIWA) ベイトキャスティングリール 22 ジリオン TW HD 1000HL

ダイワから発売中のバス釣り用ベイトリール・ジリオンTWシリーズの中から、HD1000HLを選んでみました。

ギア比は7.1対1ですから、ハンドル1巻きにつき75cmのラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は6.0kgで、ウエイトは200gと軽め。

スプール寸法は、直径が34mmで、幅が24mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。

ハンドルの長さは100mmで、ボールベアリングは10個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とてもコンパクトでパーミングしやすい印象を持ちました。

ハンドルノブは安定してつまみやすく、リトリーブを丁寧に続けるのに適しています。

クラッチの切れはスムーズで、スプール回転は滑らか。

キャストフィールは申し分なく、ダイワ独自のTWSでバックラッシュトラブルを防いでくれます。

実売価格は3万円台と、購入を検討したくなる価格帯に設定されています。

太いラインでロングキャストを敢行したいときに、ぜひ手に取ってみてください。

レベルワインドの周りに浮きゴミ等が溜まると、キャストの際にトラブルが発生するかもしれません。

常にチェックして、ゴミが付着しているようなら、キレイに取り除きましょう。