第3弾の“販売会”を開くことを5月6日に発表した元ジャングルポケットの斉藤慎二被告(42=不同意性交等罪などで在宅起訴)。斉藤被告が主催のバウムクーヘン販売会は、第1弾、第2弾ともに長蛇の列ができる盛況ぶりだったが、その販売会に対して《転売だよね? 大丈夫かなぁ?》といった声がX(旧ツイッター)に上がっている。


 斉藤被告が売っているバウムクーヘンが、実は、斉藤被告オリジナルのラベルを貼っただけで、普段は低価格で売られている商品を通常より高い値段で売っているだけなのでは……そんな疑問の声が上がっているというから、穏やかじゃない。Xでは《バウムクーヘンが他店の商品って》なんてツッコミも入っている。


 実際、週刊女性PRIMEは、斉藤被告が販売した商品について、群馬県内で普段からバウムクーヘンを製造・販売する業者の商品ではないかとの見立て記事を配信。当該業者に対して取材を申し込んだが、回答は得られなかったとしている。


 日刊ゲンダイ記者も、斉藤被告が販売した商品を入手。価格は税込み700円だが、当該業者の公式サイトを見てみると、斉藤被告が販売していた商品と瓜二つの商品が税込み512円と表示されていた。その差188円。こうした状況から、Xで“転売疑惑”が飛び交っているようだが、製菓業界にも詳しい週刊誌記者は「何ら不思議じゃありません」とこう指摘する。


「お菓子販売において製造者と販売者が違うというのは、別に珍しくもない。実に一般的な話です。実際、斉藤被告が販売していたバウムクーヘンの包装に記されていた食品表示にも、製造者とは別に販売業者が明記されています。普段は500円の商品を斉藤被告の名前だけで5000円で売っていたら問題でしょうが、そんな値段じゃ、そもそも誰も買わないでしょう。

差額が188円というのは常識的な値幅で、お菓子販売に詳しくない斉藤被告のアンチが《転売ではないか?》と騒いでいるだけだと思いますよ」


 もともと人気のお笑いタレント、斉藤被告の“出動料金”がプラス188円というのも、それはそれで逆に悲哀を感じるか。


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 斉藤慎二被告主催で世間を騒がせているバウムクーヘン販売会。関連記事【もっと読む】「なぜバウムクーヘン?」「なんで高崎で?」元ジャンポケ斉藤慎二被告の販売会の謎に迫る…では、その謎に迫っている。


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