5月16日に公開を控える永野芽郁(25)の主演映画「かくかくしかじか」に不穏な空気がムンムン漂い始めている。4月24日発売の「週刊文春」に、田中圭(40)と韓国人俳優キム・ムジュン(26)との"二股不倫"疑惑が報じられたのに続き、8日発売の同誌が「燃え上がる不倫LINE」と題し、永野と田中の生々しいLINEの詳細を明かした。
永野の所属事務所は「一部報道にあるメッセージのやりとりについて永野本人に確認したところ、そのようなやりとりはしていないとのことです」と否定しているが、2人の事務所への口裏合わせまで伝えられ、イメージのさらなる悪化は避けられそうにない。
「かくかくしかじか」への影響も顕在化し始め、5月1日にアップされた永野と共演者の畑芽育(23)が登場する告知動画は、コメントができない設定にする措置がとられた。製作側もプロモーションに頭を悩ませているという。
「来週の公開に向け、映画のPRイベントが多数予定されていますが、急きょ中止にせざるを得ないものがこれから出てくるでしょう。『かくかくしかじか』の製作委員会に名を連ねているフジテレビは、スポンサー企業の自粛でCMが埋まらないことから、映画のCMをたくさん放送してきましたが、9日から中止します。上映館は、永野さんの所属事務所は『キングダム』の山崎賢人や、『正体』の横浜流星らドル箱俳優がたくさんいるため、今後の付き合いも考慮して『かくかくしかじか』を予定通り公開するとみられていますが、“上映期間短縮”に踏み切るところも出てくるでしょう」(映画関係者)
原作&脚本の東村アキコ氏は男性に縛られず結婚・離婚を繰り返し
映画「かくかくしかじか」は、「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)、「偽装不倫」(同)、「海月姫」(フジテレビ系)など、これまでにドラマされた人気作を世に出してきた漫画家・東村アキコ氏の自伝的同名漫画が初めて映画化された作品だ。そのため原作ファンからは《東村作品で一番好きだから、ショックだ》《永野芽郁主演か…観に行くか悩む》と、永野が主演であることにより、映画の視聴意欲がそがれているという声も上がっているが、一方で、永野の今回「燃え上がる不倫LINE」&「二股不倫」報道が今作にとってマイナスにならないと見る向きもある。
「東村アキコ氏自身が、恋愛遍歴を漫画などにつづってきたこともあり、永野さんが主人公の明子を演じることに関しては《東村アキコ先生も恋多き女性だったので、結果的に永野芽郁で適役だったのではないか》という声も上がっています。東村氏の最初の結婚は2004年で、お相手は俳優で演出家のIKKAN氏。授かり婚かつ別居婚だったことも明かされていますが、その後2008年に離婚しています。その後、2013年にファッションデザイナーの安藤悟史氏と再婚していますが、2017年4月に離婚したことを発表しており、男性に縛られず自由に生きる東村氏の姿と永野さんの姿には、大きな乖離がないと見る向きもあります」(芸能関係者)
■JCBは「告知媒体については現況を総合的に判断し対応」
ただ、いくら永野の所属事務所が強力で、映画は予定通り公開するとしても、足元では永野のスポンサー企業が警戒を強めている。その一つ、顧客との信頼を重視するカード会社の「JCB」が特に不快感を示していると一部で報じられたが、日刊ゲンダイの取材に同社は「現在事実確認中ではありますが、告知媒体については現況を総合的に判断し対応してまいります。
「東村氏は、『かくかくしかじか』の映像化を断り続けていましたが、"永野芽郁さんが明子をやってくださるなら"ということで、東村先生も製作に全力で関わることを決めたという背景があります。今作は、東村氏ご自身が脚本も担当する力の入れ具合で、さらに永野さんは原作者からのお墨付きをいただいた主演ということになります。ただ、いくら東村氏と永野さんのイメージの乖離がないといっても、肝心の主演が思うようにプロモーションに稼働できないことも含め、公開前からすでにケチがついてしまったという印象も拭えません」(同)
ファン待望の映像化でもあり、東村氏の自伝的作品の今作。燃え上がろうとしている永野の主演はどう転ぶか。
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