嵐の相葉雅紀(42)が8日、都内で行われた「アキタフーズ きよら グルメ仕立て 新CM発表会」に登場した。


 登壇早々「自分事で申し訳ありません」と6日の発表について言及。

「先日、嵐として大きな決断をさせていただきました。活動終了までの時間、これまで支えてくださったファンの皆さまに感謝の思いを伝える時間にしたいと思っております。随時、発表できることは、僕たちから発表させていただきたいと思います」と語った。


 イベントではCMでおなじみ、きよらの“きよニャ”と“ベビきよ”にたまごお布団掛けを実演。「だし巻きはほぼ毎日のように作っています」という料理の腕は完璧で、22年10月に男児が誕生している相葉の良きパパぶりが想像できる場面となった。


 6日に嵐として来春のコンサート実施と活動終了を宣言し、初の公の場。相葉は寝不足なのか、心なしか目が潤んだように見えた。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。


「イベントでの料理のお話からも毎日ちゃんと料理していることがわかり、動物好きなどに加え、今までになり『家庭的なイメージ』が加わり、転機になったのでは」



5人の綿密な打ち合わせのもと進めているのがよくわかる

 さらに“嵐らしい段取り”があるとしてこう続ける。


「発表当日には、櫻井翔さんが自身がキャスターをつとめる『news zero』にコメントを寄せ、相葉さんが初めて生の声でコメントし、しかもイベントの頭にちゃんと説明してから本題に入るところなど、嵐5人の綿密な打ち合わせのもと進めているのがよくわかる。ビジュアル面でも大野さんの沖縄移住の日焼けや、松本さんの激太りなど見た目の変化が報じられていましたが、5人全員が今までと変わらない姿で戻ってきたことにもそれなりの準備があったのでは。そして、一番最初にファンクラブサイトで報告し、新規会員の入会を一時中止した上で既存会員にコンサートの優先申込を受付けるなど、今まで支えてくれたファンに配慮したフローの構築は、立ち上げ初期に迷走したSTARTO ENTERTAINMENTではなく、株式会社嵐が主体になってやっているであろうことも想像に難くない。

都合の悪いことになると事務所任せになりがちな芸能界で、発表にしても全てに主体性をもって進んでいるところも嵐らしさ。活動終了は残念でも誠意のある対応で終始一貫しているので、ファンにとって納得のいく形で進んでいると思います」


 前回の活動休止前コンサートでは、ドームツアーで全国50公演を開催し、237万人を動員したが、300万人以上いるというファンクラブ会員にとっては狭き門。ラストコンサートはどのくらい開催されるのか。嵐5人直々のメッセージに期待大だ。


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 嵐の「感謝を伝える」を待ち望むのはファンのみにあらず。関連記事【もっと読む】【写真】活動終了する「嵐」地上波テレビ出演の期待値…ダダ下がりフジテレビは“救世主”を心待ちに…では、テレビ局の期待を伝えている。


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