かつて「ワイドナショー」や「めざまし8」(フジテレビ系)のコメンテーターを務めていた国際政治学者の三浦瑠麗氏(44)。2023年3月に元夫で投資会社「トライベイキャピタル」前代表の三浦清志被告(45)が業務上横領の疑いで逮捕・起訴されてからテレビから姿を消したが、最近はテレビ以外の露出を増やしている。


 前夫の逮捕直後に「夫の会社とは無関係」という態度を貫き続けた三浦氏。昨年4月26日には、自身のXで「先日、夫婦を卒業しました。友人になりました。わたくし事ですが、三浦姓を選びましたのでお知らせいたします」と、前夫との離婚を報告した。


 25年1月にはYouTubeチャンネル「るりチャンネル」を立ち上げ、4月3日には6年ぶりのエッセー「ひとりになること」(KADOKAWA)を出版。しかし、その近著もかつてほど大きな話題にならず、YouTubeのチャンネル登録者数も1万6000人(5月28日現在)と、振るわない。


 そんな三浦氏が久々に注目を集めたのが、22日に自身のXで次のように述べた、不倫報道の永野芽郁(25)をCMに起用していた企業に対する私見だ。


「永野芽郁さんをキャンセルする企業はコンプライアンスが優れているのではなく、単に事なかれ主義なだけなので、決してほめられたことではなく、剥き出しの弱肉強食の世界だね、という感想しかない」


 これに対し、SNSでは《何を言ってるのだろう。相変わらず一般常識がなさすぎる》《企業側は出演依頼しただけなのに、コンプラ違反してもかばって放送し続けなきゃいけないの?》と、三浦氏のズレた発言に対する指摘が散見された。


■離婚した前夫の話を近著に盛り込んだものの…


「三浦さんは、昨年11月10日に自身のXで、吉本興業でコンプライアンス研修を行ったことを報告し、その際もコンプライアンスの専門家ではないことも含めて《適切なのか?》という指摘が相次ぎました。企業側の不利益となることを避けるためのコンプラ研修を担当した三浦さんですが、今回の永野芽郁さんのスポンサー企業への苦言は、見方によってはブーメラン発言になってしまう。一貫性のなさや、世間と逆張りする三浦さんのスタイルに“相変わらずだな”と思う人もいるでしょうね」(ワイドショー関係者)


 4月に出版した近著では、前夫との関係性についての記述もあり、7日配信のENCOUNTのインタビューでは「彼のことを理解していたつもりが、実際には知らないことがたくさんあったのです。

それに気づいたとき、自分自身を知り直す必要があると感じたんです」と、三浦氏は前夫との関係性を振り返っていた。


「前夫の事件に関与していないという姿勢を押し通し、離婚したものの、それをネタに本を書き、美談にしても、心が動く読者は少ないでしょうね。それが新著の話題性の乏しさにもつながっている側面も否めません。最近の活発な動きは、『地上波への復帰を狙っているのでは』と見る向きもあります。今回の永野さん擁護とも取れる発言により、一般的な価値観との乖離が改めて浮き彫りになり、《地上波で見たくない》という世間の拒否反応も見て取れる結果となった印象です」(同)


 三浦氏の地上波復帰はまだしばらく先になりそうだ。


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 “空回り”気味の三浦瑠麗氏の発言の数々は、【関連記事】にもズラリだ。


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