中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐり、フジテレビが設置した第三者委員会が発表した調査結果に対する中居氏の“反論”が続いている。
5月12日、中居氏の代理人弁護士が、「性暴力認定」を不服として、証拠開示などを求めたことに対し、第三者委側が「開示しない」と要求を突っぱねると、中居氏サイドは、5月30日に、6月6日を期限として再度、開示を要求。
この件を伝えるニュースのコメント欄も大荒れで、中居氏に対する批判の声は大きくなっている。
《「すべて自分の責任」と言っておいて、今になってなにをゴタゴタ難癖をつけているのか》
《不服なら裁判で争えばよいのに》
《2回目の反論文書は女性へのセカンドレイプとも言える内容》
一方、中居氏の一連の動きに対しては、かつての盟友である元SMAPの面々は一様に沈黙を貫いているが、中でも木村拓哉(52)の対応はクールそのものだ。さるワイドショー関係者はこう話す。
「木村は、2020年2月に中居が旧ジャニーズ事務所から独立した際には、『それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう』とのメッセージを発表しましたが、今回、今年の1月23日に中居が引退した日にも、インスタグラムに犬との散歩の様子を投稿し、完全スルーです。木村は、ジャニー喜多川前社長の性加害問題が明るみになった2023年9月には、インスタグラムに『show must go on!』などと空気を読まない投稿をして、炎上しています。いろいろ学んで、この件に関しては“完全スルー”のスタンスを取っているのでしょう」
そもそも、中居氏とキムタクは、2016年のSMAP解散の時から、並々ならぬ“因縁”があったとたびたび報じられていたが、ここへ来て、ふたりの明暗はクッキリだ。
「木村は、妻の工藤静香とは今年、結婚25年を迎え、ゴリ押しなどと言われようともCocomiとKōki,の二人の娘を支え続けるよき家庭人として、ノースキャンダルで来ています。SMAP解散時は、“裏切り者”扱いされていましたが、その後のジャニーズ性加害問題でも、旧ジャニーズ事務所から引き継がれた新生スタート社を離れることはなく、潮目が変わりました。さらにここに来て、自ら墓穴を掘った中居氏との明暗はますます鮮明になっています」(前同)
キムタクは、主演したお正月映画の「グランメゾン・パリ」も興収40億円超えのヒットとなったが、先日は主演ドラマ「教場」シリーズが映画化することも発表されるなど、ここへ来て仕事の方も意気軒昂だ。
かつてグループのツートップだったふたりが、ここまで対照的な人生を歩むことになろうとは、SMAP解散時には誰も予想できなかったのではないか。
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