国民民主党から“公認取り消し”の山尾志桜里氏(50)に続いて、元タレント議員といえば、この人も動向が注目されるーー。22日に投開票を控える東京都議選の候補らとともに連日、街頭で熱く訴えるのが、昨年7月の都知事選で3位に終わった前参議院議員の蓮舫氏(57)。


 落選後は、動画配信で「また国政に戻るというのは違う」と振り返っていたが、今や立憲民主党の候補の応援“行脚”の日々。今夏に参院選を控えるなか、蓮舫氏が国会議員に返り咲けるのかが話題になっている。


「立憲民主党の野田佳彦代表が蓮舫氏の擁立を推す一方、一時は労組の反発があるといわれましたが、7月の参院選には全国比例で擁立するとも伝わります。落選後も、政治に関する発信を続けており、政治活動への意欲は衰えておらず、その傾向は日に日に顕著になっています。今月10日には自身のXで、小泉進次郎農相に対して《備蓄米の随意契約。小売店舗で安く販売させた大臣の柔軟な発想はすごいと素直に思う》と褒める一面も……」(政治ジャーナリスト)


■《この感覚、久しぶり》と手ごたえ?


 16日には自身のXで《朝、忙しく駅に向かわれる途中なのに、私と目があった時に笑顔や頷いてくださる方に出会えると、本当に嬉しいです。ありがとうございます。この感覚、久しぶり。楽しいな。》と投稿。


 久々の国民からの注目に手ごたえを感じているのだろうか。だが、冒頭の山尾氏と並んで“敵”も多いのが蓮舫氏。

元芸能人であることも共通点だ。蓮舫氏は、17歳でCMデビュー。青山学院大学在学中に「クラリオンガール」に選ばれ、グラビアアイドルとしても活動。日本テレビ系のバラエティー番組「スーパージョッキー」のアシスタントを務めた後、報道番組のメインキャスターに転身するなど芸能界でも活躍していたが……。キャスターやコメンテーターとして復帰の道はあるのだろうか。


「政治家落選後の道として、元衆議院議員の金子恵美さんのように政治評論家やコメンテーターに転身するケースがあります。しかし、蓮舫さんの場合は『二重国籍』『事業仕分け』騒動のイメージが強く視聴者からの見る目も厳しい。また、一部ではエゴサーチの日々を送り、自身の批判には“いじめ”と捉えて自ら反論していたと報じられた。実際、都知事選後に自身を批判した新聞記者をXで追及したり、テレビ報道に苦言を呈するなどメディアにも厳しいスタンスを見せています。そのためか、昨年の衆院選で地方局の選挙特番に出演していたものの、全国放送などで姿はみかけない。最近は政治家出身のタレントやコメンテーターが増えており、彼女のキャラクターでは芸能界復帰も現実的ではないでしょう」(芸能リポーター)


 また、参議院議員の蓮舫氏を見られる日は来るのか。


  ◇  ◇  ◇


 元タレントの女性政治家たちは?●関連記事【こちらも読む】山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり…に詳しい。


編集部おすすめ