7月期の地上波連続ドラマが、5本の警察ものと、旧ジャニーズ事務所のSTARTO ENTERTAINМENT所属タレントが主演または番手で出演する作品ばかりになり、テレビ離れを加速させやしないかと、芸能関係者たちからため息が漏れている。


 嵐の相葉雅紀(42)主演「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレビ朝日系)、King&Princeの高橋海人(26)と中村倫也(38)の「DOPE麻薬取締部特捜課」(TBS系)を筆頭に、深夜枠も含めれば、実に5本もの警察もの連ドラがラインアップされている。


 テレビ業界では"警察ものは大ゴケしない"とされているが、さすがに5本ともなれば視聴者も食傷気味になってしまうだろう。


 さらにキャスティングに目を向けると、他の警察もの連ドラには、WEST.の藤井流星(31)、SUPER EIGHTの丸山隆平(41)が刑事役で出演している。


「はっきり言ってテレビ局制作部の怠慢以外に理由が見当たりません。何としても視聴者を惹きつけようとする気力が感じられないし、枯渇したアイデアをそのままに、素材探しにも意欲がないとしか言えません。とりあえず何とか1クールをやり過ごせば、みたいな姿勢では、次の回を楽しみに待つ視聴者はいなくなります」(芸能関係者)


■松潤のタイプは小柄で素朴な印象の女優だけに…


 そんな中、嵐・松本潤(41)が、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」以来、実に1年半ぶりに連ドラの現場に戻ってくる13日スタート予定の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)がテレビ界と視聴者の注目を集めている。松本は「どうする~」終了後、「役者としてさらにスキル・アップしたい」という理由から、少しの休みを挟んで、活動の場を舞台に専念していた。今回、初めて演じる医師役で、どんな演技を見せてくれるのか。


 熱心なドラマファンは《徳川家康(『どうする~』)と瀬川(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の小芝風花)が共演! こんな夢のような話はない!!》と、オンエア前からSNSで盛り上がりをみせており、週刊誌記者からはこんな声も漏れてきた。


「『どうする~』で共演した有村架純(32)への寵愛報道以来、松潤の周辺からは、浮いた話は全くと言っていいほど聞こえてきません。そこで我々が“急接近もあるかもしれない”と密かに期待するのが、日曜劇場枠に初出演で、松潤と初共演する小芝風花(28)です。妖艶な花魁から新人整形外科医を演じる小芝の抜擢に大賛成したのは松潤と言われています。撮影期間中は食事会や懇親会で役者同士の距離が縮まりますし、何より小柄で素朴な印象の女優は松潤のタイプですからね。

期待も込めて小芝と松潤の関係を追うしかありません」


 こうした様々な話題もあって7月期ドラマは松本の独走状態になりそうだ。


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