コンサートなどの公演中止が続いている。


 シンガー・ソングライター、山崎まさよし(53)は11月8日から開催予定だったデビュー30周年記念ツアーの全公演を中止すると10月15日に発表。

発表によれば、理由は、「不整脈」と説明しており、チケットの払い戻し方法などについては、改めて告知すると公式サイトで説明している。


 一方、ダンス&ボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」は、10月11日に福島で、12日に仙台でそれぞれ予定されていた公演をメンバーの体調不良で延期すると11日の公演直前に公式サイトで発表。延期になった両公演は振り替え日程を調整中で、10月20日に発表するというが、19日時点では払い戻しなどに関するアナウンスなどは出されていない。スポーツ紙芸能担当記者の話。


「山崎さんは、2023年にも通常20曲以上歌うのが常のコンサートで“トーク多め”で8曲しか歌わなかったことで、炎上した過去があります。しかし今回は、体調の問題なので、SNS上では《残念だが、仕方がない》と受け入れるファンの声が多いようです。直前に公演中止となった『新しい学校のリーダーズ』も同様です」


 かつてはこうした公演のドタキャンは、非難されたというが、コロナ禍以降、世間の目はすっかり変化。病名は明かさずとも、感染予防のためや大事を取って休演することは、以前ほど非難されることではなくなってきたという。


「関係者も膨大な損失となるでしょうし、中止する側も苦渋の選択であることは間違いない。ただ、公演を楽しみにしていたファンにとっては、ガッカリでしょう。通常、チケットの約款には“不可抗力による公演中止は払い戻ししない”などと書かれていることが多いですが、本人の体調が原因の場合は、払い戻しされることが多いですね。ただし遠方から来ている場合の遠征費や宿泊代などが補償されたケースは聞いたことがありません」(前出のスポーツ紙芸能担当記者)


 今年は早くもインフルエンザが猛威を振るい、新型コロナウイルスも完全に消滅したわけではない中、こうした事例はまた続くかもしれない。


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 山崎まさよしは2023年にもドタキャンをやらかしていた。関連記事【もっと読む】山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していないでは、本人と沢田研二の例を比較している。


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