高市首相(65)はこの週末も公邸に引きこもっていた。衆参両院で開かれる22日の予算委員会集中審議に向けて「予習」に励んだようだが、「マジックワード」はそうそう見つかるまい。

高市陣営が中傷動画を拡散した疑惑は燃え盛る一方。高市首相の不穏なメンタリティーに関する指摘がバズっている。


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 共同通信の世論調査(20、21日実施)によると、内閣支持率は発足以来最低の55.8%。先月から5.5ポイント減少した。中傷動画をめぐる高市首相の説明については不十分は49.7%で、十分の38.9%を上回った。世間は実態解明を求めている。野党は衆参各1日ずつの集中審議を要求したが、自民が応じず各3時間だけ。


 渦中の公設第1秘書の参考人招致も実現の見通しも立たない。高市首相が拒んでいるからだ。


 そうした中、SNSで話題なのが精神科医の和田秀樹氏(66)の高市首相に対する分析。YouTube「和田秀樹チャンネル2」で「言っていることをコロコロ変えたり、ゴマカす達人みたいな人」と指摘し、こう評価したのだ。


「『働いて×5』なんて言わなきゃよかった、これじゃ国民にウソをついていることになるわ。

そう胸が痛む人は正常。痛まないとしたら『反社会性パーソナリティー障害』と精神科医は名付けます。『反社会性パーソナリティー障害』という病気の持ち主が日本のトップ」


 MSDマニュアル家庭版によると、この障害は〈自分の利益や快楽のために法を犯したり、詐欺を働いたり、搾取的に振る舞ったり、無謀な行動をとったりし、良心の呵責を感じない〉という。



トップ外交の現場では輪に入れず

 集中審議のもうひとつのテーマが、先週のG7エビアン・サミットを中心とする外遊の成果だ。かつて高市首相は「日本人初の米連邦議会立法調査官」の肩書を引っ提げ、いまなお「コングレッショナル・フェロー」を名乗っているのに、トップ外交の現場では輪に入れず、トンチンカンな言動が目立った。G7に先立つ訪英ではスターマー首相の時候の挨拶をどう理解したのか、ハイテンションのサムズアップで反応。地元メディアが映像を公開し、世界の笑いものだ。3月の訪米でトランプ大統領がたしなめたように、首相には外務省の超優秀な通訳が随行している。虚勢は国益を損なう。


 東大医学部を卒業後、米カールメニンガー精神医学校国際フェローなどを経た和田秀樹氏に改めて聞くと──。


「高市氏は自分を大きく見せようとする傾向がある。だから、分かったフリをするのでしょう。

米国は修士号、博士号を取得して初めて高学歴と認められる社会で、付き合う人間が変わっていく。留学経験もなければ、下院議員事務所でインターンをしただけではエスタブリッシュメントの英語を理解するのは難しい。米国では人種、性別、年齢に基づく差別は厳格に禁じられているものの、能力に対する差別は度外視といっていい。階級社会が色濃く残る欧州も似たり寄ったりですから、高市氏の底は割れた。そもそも、保守を標榜しているのに、なぜ誇りを持って日本語で話さないのか。そんな高市氏が日本人には大きく見えるのですから摩訶不思議です」


 潮時だ。


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