2017年1月20日、バンコク都内で日本の地方発の商材を持ち寄って紹介するというイベント「ふるさと懇親会」が、人気の日本料理店トンロー横丁で行われた。

その他の写真:地方には、まだまだ優れた商品が沢山あります。親日国タイでのチャンスはまだまだある。と語った花田さん。

 近年、日本を飛び出して世界を目指す若者が後を絶たない。バンコクにも20代、30代の日本人が新天地を求めて次々とやってきている。中には、タイののんびりムードに染まってそのまま沈没してしまう者も少なくないが、今回のイベントを企画した3人のようにしっかりとした志を持ってやってくる若者たちも増えている。

 今回のイベントで出会ったのは、それぞれ地方の食材を紹介しに来ていた3人の若者たち。岩手県の酒蔵「磐乃井酒造」から花田弘毅さん(29)と九州長崎から海産物を紹介に来た寺中祥太さん(32)、そして、長野県から鬼胡桃を持ってきた胡桃澤知秀さん(29)の3人は、当初別々にバンコクで活動していたが、意気投合してこのイベントを企画したという。

 会場となったトンロー横丁は、日本人も多く住むスクンビット通りトンローのソイ18にある。昭和をモチーフにした内装で、普段からタイ人客も多く訪れる人気店だ。店長の佐藤貴哉さん(35)も、バンコクへ活路を求めてやってきて10年。同年代ということもあり、企画が持ち込まれた時から全面的に応援してきた。そしてこれからも、同じような機会を提供していきたいと話す。