【その他の写真:マレーシア・サラワク州で、セラピスト、ボランティアを対象とした高齢者介護とリハビリテーションに関する研修会(BENGKEL REHABILITASI WARGA EMAS)】
高齢者リハビリや高齢者看護に加えて、栄養や介助技術など多岐に渡った。
講師は、NPO法人Rehab-Care for ASIA(略称: ReCA、代表: 國谷昇平氏)の作業療法士や看護師など、5名の医療福祉専門職だ。
ReCAとサラワク州は昨年より交流を重ね、将来的に進む高齢化社会に向けて協働を図ってきた。そして今回の研修会が実現した。
ReCAマレーシア事業リーダーの徳田千帆さんは「マレーシアの高齢化が進むのはまだまだこれからですが、社会課題は少しずつ顕在化してきています。サラワク州クチン支部はいち早くその状況に気付き、サラワク市民からはすでに支援を行うボランティアもいます。その素晴らしい思いや行動を、先に高齢化した日本の私たちだからこそ、支援出来ることがあります」と話す。
今後、クチン支部とReCAはより強固な関係で高齢化社会に向けた仕組み作りを図る考えだ。急速に高齢化が進むアジアで、このような日本からの働きかけは益々需要が高まるだろう。
【編集:UH】