11日午後8時にバンコクのラートクラバン区で発生した家具工場火災は、12日午後1時時時点(日本時間)、消火活動が継続中。現時点で負傷者や死者の報告は無い。

当局は、煙の充満による健康リスクが続いているため、地域住民に避難指示を出している。

カオソッドなど現地報道によると、ティーララット・サムレットワニット内務副大臣は現場を視察。一時的に設置された避難所を訪問し、住民と消防隊の安全を優先するよう指示した。

近隣への延焼を防ぐため、バンコク各地から100台超の消防車が出動。避難住民の一時避難所を複数設置し、被災者の健康を観察する医療チームを配置している。

避難所に指定された学校には、ペット連れの地区住民らが集まり、事態の推移を見守った。チャッチャート・シッティパン都知事は、住民の健康管理に万全を期すよう指示。火災は12日中に解決するだろうと述べている。

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