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今の「たまひよママパパ」からすると価値観は違うかもしれないが、昭和ぐらいまではお姑さんと同居して産後21日は、水を触るな、血の道かわるから、授乳以外はひたすら寝ていて身体を労われ(産後の肥立ちのため)。
韓国の産後ケア施設は、新生児の世話は職員に全部お願いして、身体を労わる、ジムで産後フィットネスを行う、精神状態がフラットになるまで自由なことができるなど、国際的にも評価が高い(使用料も、セレブしか行けないけど)。
…日本にも似たような制度があるが、韓国とは段違いだ。
2022年7月、同時期に生まれた二人の新生児の世話を「同時」に行っていた時に事故が起きた。防犯カメラが如実にそれを映していた。
病院側では、その子が自己意志で動いて落下したと30分後に説明した。両側の頭がい骨骨折による脳出血があり、PCIUに収容された。
生後8日目の子が、自己意志で動くものだろうか。冷静になった親は思った。子が収容されたのは、近くの総合病院、満足な医療は受けられない。
「あの時、事実を言ってくれば、大学病院に運んだのに」。
その事故から1年9か月。施設には落ち度がないと法は判断した。だが、この子が、いわゆる普通の子にまで治ることはない。
パパはいなくても、ママは施設内にいたはず。施設側も保身に走らないで、なぜ最善の医療にバトンタッチしなかったか。
セレブでも、お金があっても、叶わないこともある。
【編集:fa】