多くの家の冷蔵庫で常備されている、牛乳。
そんな牛乳のパックを見て、あるいは触っていて、ほかのパック飲料にはない『凹み』に気が付いたことはありませんか。
牛乳パック上部の凹みが?
森永乳業株式会社(以下、森永乳業)はウェブサイトを通じて、牛乳パック上部に設けられた凹みの役割を解説しています。
1000ml、500mlの牛乳パックには「切欠き」といって、屋根型上部に丸く凹んでいる部分があります。「牛乳」であることが目の不自由な方にも判別できるようにした印です。「切欠き」の反対側が開け口とわかるようになっています。低脂肪牛乳や加工乳等にはついていません。
森永乳業株式会社 ーより引用
牛乳パックにある凹みは『切欠き』といいます。

※写真はイメージ
森永乳業によれば、1000㎖と500㎖容器の牛乳にのみ入っているとのこと。
『切欠き』によって、目の不自由な人でも触るだけで牛乳であることが気付ける仕組みです。
店舗のパック入り飲料コーナーでは、ジュースやコーヒー飲料などさまざまな種類が並んでいるでしょう。
その中でも、牛乳であることを判別するのに、役立ちますね!
また、しっかりとパックに書かれた表示を読まないと分からないのが、低脂肪牛乳や加工乳などとの違いです。
「牛乳を買ってきたと思いきや、よく見たら低脂肪牛乳だった」なんてことがあるでしょう。
買い間違いを防止するためにも、必要な牛乳パックの加工だったのですね!
ちなみに『切欠き』は、任意による加工のため、メーカーによっては見つからない場合もあるので注意しましょう。
牛乳を買う時には、牛乳パック上部の『切欠き』に注目してみてください。
[文・構成/grape編集部]