成分のほとんどが水といわれる豆腐。料理に使う時には「水切りをしたほうが、味が濃く感じられる」というコツを聞いたことがある人もいるでしょう。
水切りの際、手が濡れることもあるので、面倒に感じる人もいるかもしれません。
では、豆腐を食べる時は、必ず水切りをしたほうがいいのでしょうか。
徳島県鳴門市でおいしい豆腐を製造している、さとの雪食品株式会社(以下、さとの雪食品)に聞いてみました。
冷奴なら水を切らないのがベスト!
豆腐の水切りについて、さとの雪食品に聞いたところ、以下の回答がありました。
豆腐の水を切ると、大豆の旨味をより感じやすくなります。
また、煮る・炒める・焼くなど調理方法によっては、水切りすることで崩れにくく、お料理が水っぽくならないのでおすすめです。
なお、冷奴では豆腐のみずみずしさと滑らかさを楽しむため、水切りせずにそのままお召し上がりいただくのがベストです。
水切りをすることで、料理が水っぽくならず、崩れにくくなるため、見た目もきれいに仕上がるでしょう。
一方、冷奴の場合には、豆腐特有のおいしさを味わうためにも、水を切らないほうがおすすめとのこと。

画像提供:さとの雪食品株式会社
食べ方に関わらず、「豆腐はなんとなく水切りしていた…」という人は、さとの雪食品のアドバイスを参考に『切る』『切らない』を判断してみてはいかがでしょうか。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]
取材協力さとの雪食品株式会社