自分だけの本屋がオンラインに設置できる。セルン(以下「SeLn」)は、だれでも簡単にオンライン書店を無料で開設できる「BOOKSTORES.jp」オープンβ版を受付開始。

必要な時に、必要な分だけ印刷製本するプリントオンデマンド技術を活用。脱炭素社会の実現に向けた、新たな出版のあり方を提案する。

自分だけのオンライン書店「BOOKSTORES.jp」の画像はこちら >>

「BOOKSTORES.jp」はノーコードで、だれでも簡単にECサイト、初期費用&管理費0円で開設できる。ECサイトを構築し、印刷可能なPDFデータを入稿すれば、あとは、受注、決済、印刷製本、発送までワンストップだ。売れた分だけ印刷製本するPODなので、保管費用等のランニングコストもかからない。また、自社が取り扱う作品のみが掲載されるオフィシャルストアのような設計により、いままでにはなかった読者との直接のつながりを提供する。

■デジタル技術と紙の進化を体感

「BOOKSTORES.jp」では、1冊単位の注文は勿論、300冊、3000冊といった中ロット、大ロット印刷製本まで、入稿時の印刷データをそのまま利用して、著者分、自社保有分、リアル書店への配本分も依頼可能だ。PODは「質が悪くて高い」イメージは昔の話。デジタル技術と紙の進化を体感できる。また、在庫レス、保管コストゼロ。必要な時に、必要な分だけ製造するため、初期費用削減、保管コストもかからない。

また印刷用PDF・EPUBデータ作成も対応可能。

底本スキャンは2980円/冊~、フィルムAI高解像度データ化は350円/P~だ。

■今後の「BOOKSTORES.jp」

日本の出版市場(再販)は、1996年の2兆6563億円をピークに、以降24年間に渡って毎年漸減を繰り返し、2020年にはピークの半分以下、1兆2237億円まで落ち込んでいる。確かに、紙の出版市場だけみれば、出版業界は底の見えない不況に陥っているようにも見えるが、実際は、その逆。

2007年にAmazon.comがKindleを発売以降、コミックを中心に電子書籍が大きく売り上げを伸ばしており、スマホの普及も重なって、紙と電子の市場合計は1兆6168億円。早くからデジタル化を推進した大手出版社は、軒並み過去最高益を計上するに至り、出版業界は益々デジタルファーストの時代に突入している。

SeLnのミッションは、「私たちのすべては、世界中の読者に、知識と感動をお届けするためにある」すべての読者に、読者が求める最良のカタチで作品を届けることが使命だ。

「BOOKSTORES.jp」は、今後さらに加速するデジタルファースト時代における、第2の電子書籍戦略として「紙と電子のハイブリッド=POD」で、読者の”読みたい”に応える。

また、脱炭素社会の実現に向けた、出版サプライチェーンの再構築にも取り組み、EC、リアル書店問わず、「必要な時に、必要な分だけ、本が売れる、作れる、届けられる」サービスを提供する。「BOOKSTORES.jp」の登場により、今までの本屋、読書のイメージが大きく変わるかもしれない。

先行受付ホームページ
https://bookstores.jp/register-store

セルンホームページ
https://seln.com/

(GINGA)