ナチュラルワインの祭典「RAW WINE TOKYO 」が、今年も東京で開催される。5月10日(土)と11日(日)、国内外から集まる選び抜かれたワインと自然酒、そしてその背景にあるストーリーを堪能できる。
日本未上陸の希少なワイナリーや限定テイスティング、ペアリングフードにセミナーまで、一杯のワインを深く味わいたい大人のための体験が揃う。
世界中から集まる逸品。味覚を揺さぶる初上陸のワインたちも
世界最大級のナチュラルワインフェアとして知られる「RAW WINE」。2024年のアジア初開催からわずか1年で、よりスケールアップして開催が決定した。会場となる東京流通センターには、80を超える海外ワイナリーと、日本各地から11の注目ワイナリー、6つの酒蔵が集結する。

出展者の顔ぶれは極めて多彩。たとえば、チリのRoberto Henriquezは100年以上の古木から生まれる、精密かつしなやかな味わいで注目を集める生産者。イタリア・ドロミテ地方のForadoriは、気品と骨格を兼ね備えたワインで、熟成の楽しみも約束してくれる。こだわりの詰まったナチュラルワインが並ぶ。
ワインだけでなく、日本からは自然酒の造り手たちも参加。福島の仁井田本家や兵庫の神戸酒心館といった酒蔵が伝統と革新を織り交ぜながら、日本酒の趣深い美味しさを提示してくれる。
会場でしか味わえない特別なペアリング体験
テイスティングだけでは終わらないのが、RAW WINEの魅力。和と洋が交差する上質なフードペアリングも会場の見どころのひとつだ。

グラスにも妥協はない。オフィシャルグラスパートナーとして、オーストリアの名門「リーデル」のワイングラス*が採用されており、繊細な香りや味わいを最大限に引き出すセッティングが整っている。さらに、会場で気に入ったワインは、出店ブースにあるQRコードを通じてその場でオンライン購入も可能。吟味した一本を、自宅でゆっくりと味わう。そんな贅沢な時間を得られるだろう。

深く学び、つながる。セミナーで広がるワインへの知的好奇心
もう一つの注目は、無料で参加できるセミナー群だ。ナチュラルワインの造り手たちが語る、古木の意義や有機栽培の難しさ、日本酒における自然発酵の妙など、その内容は極めて専門的かつ実践的なものとなっている。
特に注目なのは、RAW WINE創設者であり、フランス人女性初のマスター・オブ・ワインを取得した、イザベル・レジュロン氏が主導するセッション。生産者とともに語られる自然派ワインの世界観は、ただの嗜好品ではなく、思想や文化としての「ワイン」の奥深さを教えてくれる。
イザベル氏によるサイン本購入会も実施されるほか、5月12日(月)には大阪万博でオーストラリアワインをテーマにした特別セミナーも予定されている。

静かに情熱を秘めた生産者と直接話し、一杯のワインの奥にある物語を知る。そんな贅沢なひとときが、味覚だけでなく感性を刺激するだろう。成熟した大人こそが楽しめる、深くて豊かな2日間が待っている。
RAW WINE TOKYO 2025
会場:東京流通センター イベントホール第二展示場 Fホール
所在地:東京都大田区平和島6-1-1
アクセス:流通センター駅から徒歩30秒
日程:5月10日(土)・11日(日)
セッション:10:00~13:30/14:30~18:00(各日2部制)
チケット:一般 9,000円
チケット販売サイト:https://www.rawwine.com/tickets?currency=JPY&fair=Tokyo+2025
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000136829.html
*受付でデポジット1,000円現金にて支払い、グラス返却時にデポジットが返金される