プラス社とセーラー万年筆社が共同運営する東京・銀座の筆記具専門店「ancora(アンコーラ)」が、限定デザインの新作万年筆「プロフェッショナルギア スリム 万年筆 草花‐SOUKA」を発表。5月23日(金)11時より、銀座本店およびオンラインショップにて同時発売した。
優美な切り絵の世界観を宿した一本。絶対に手に入れたい人は機を逃さないようにしよう。
切り絵をモチーフにした優美な万年筆が誕生
「プロフェッショナルギア スリム 万年筆 草花‐SOUKA」は、ancora限定の万年筆として初めて「切り絵」をモチーフにデザインされた一本だ。

切り絵のデザインは、立体切り絵作家として知られる濱直史氏が担当。繊細な草花を組み合わせた幻想的なデザインを、精密な印刷技術を用いて万年筆のボディに再現してみせた。
濱氏が長年追求してきた「ありそうでない」世界観がに巧みに落とし込まれた逸品だ。

本体カラーは、シルバー/ホワイトとゴールド/ブラックの2種類。優美な配色がデザインの精緻さと相まって上品な佇まいを演出する。

14Kのペン先には花と蝶のイラストをデザイン。蓋栓にはそれぞれ異なる箔で桜の意匠をあしらった。
字幅は細字(F)、中細字(MF)、中字(M)の3種類があり、用途や好みに合わせた筆記が可能だ。価格は税込37,400円。
切り絵界の第一人者として知られる濱直史氏
切り絵をデザインした濱氏について、もう少し詳しく紹介したい。

濱氏は2012年より独学で創作活動をスタート。「立体切り絵」という新しいジャンルを開拓し、曲面の中に繊細な切り絵を施す技法「曲面立体切り絵」を考案した切り絵界の実力者だ。
同氏は代表作『桜きんぎょ』などで注目を集め、テレビ番組をはじめとするメディアにも多数出演。著書に『濱直史の立体切り絵』(河出書房新社)などがあり、現在までに4冊の実用書を出版している。
今回の万年筆について、濱氏は「万年筆の中に小さな草花の世界が作れたらなと思いデザインしました。下から上へ、生命力の『流れ』を意識し、多種類の草花が一つの茎から咲いているという、現実ではあり得ない世界観で、僕が立体切り絵の作品を制作する際に大切にしている『ありそうでない』というコンセプトを詰め込みました」とコメントを寄せた。
筆記具としての機能性はもちろん、アートピースとしても存在感を放つ特別な一本。ancoraならではの世界観と、濱氏の繊細な感性が融合した万年筆は、自分用にはもちろん、大切な人への贈り物にもふさわしい逸品と言えそうだ。
プロフェッショナルギア スリム 万年筆 草花‐SOUKA
字幅:F(細字)/ MF(中細字)/ M(中字)
ペン先:14K
カラー:シルバー/ホワイト、ゴールド/ブラック
価格:37,400円(税込)
ancora公式オンラインショップ:https://www.ancora-shop.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000065544.html
(IKKI)