スコットランド発のシングルモルトウイスキー「グレンフィディック」から、国際的に活躍するアーティスト・井上羅来氏による特別デザインパッケージが登場した。

グレンフィディックの象徴である鹿を、花びらや植物素材を用いて表現。

全工程を手作業で仕上げたという繊細なアートが、名門ウイスキーに新たな表情を与えている。

スペイサイドの自然を纏ったアートパッケージ

今回のコラボレーションは、井上氏がスコットランド・スペイサイドの自然に着想を得てデザインしたもの。カナダを拠点とし、花や葉といった有機的なモチーフを使った作品で知られる井上氏が、グレンフィディックの世界観を新たなかたちで可視化した。

井上羅来氏

ブランドの象徴である鹿は、花びらを一枚一枚重ねて構成されており、その美しさと緻密さは、蒸溜所で脈々と受け継がれるクラフトマンシップと呼応している。ラベルの表現は単なる装飾にとどまらず、ボトル全体がひとつの作品として成立している点も印象深い。

飲む芸術としてのシングルモルト

発売されたのは、グレンフィディックの12年、15年、18年の各ヴィンテージ。どれも伝統的な製法でつくられ、熟成ごとの個性を持つ銘柄だ。

12年は洋梨のような華やかさがあり、15年はソレラ製法により重厚で奥深い風味に仕上がる。18年はバーボン樽とシェリー樽の原酒をバッチングした構成で、長期熟成ならではの複雑な香りと甘みが楽しめる。

グレンフィディック12年スペシャルリザーブ700ml限定パッケージ2025:5,930円(税抜)

グレンフィディック15年ソレラリザーブ700ml限定パッケージ2025:9,900円(税抜)

グレンフィディック18年スモールバッチリザーブ700ml限定パッケージ2025:16,810円(税抜)

それぞれのボトルに井上氏のアートが添えられたことで、ウイスキーとしての完成度に加え、感性にも訴える体験が加わった。

伝統と革新を受け継ぐ、グレンフィディックの歩み

グレンフィディックは1887年、創業者ウィリアム・グラントによってスコットランド・ダフタウンで誕生。今もなお家族経営を貫き、世界180カ国以上で愛されるシングルモルトとして、その名を世界に轟かせている。

革新の精神を継承しながら、アートと融合することで進化を遂げた今回の限定シリーズ。その魅力を、五感で堪能してみてはいかがだろうか。

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(山之内渉)

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