控えめな美しさの奥に、確かな技術が宿るチェア「STACK」と「MAX」が発売された。屋内外を問わず空間に静かな緊張感と存在感をもたらすその佇まいは、成熟した暮らしの質を高める。

求めたのは快適さではなく、整った道具としての品位。日々の風景にさりげなく映える、そんな一脚となっている。詳しく紹介しよう。

積む、整う、映える。研ぎ澄まされたデザインチェア「STACK...の画像はこちら >>

技術と美の均衡。STACKの静かな自信

シンプルな構造の中に、技術が凝縮された一脚が「STACK」。ネジや金具を一切使わず、ポリプロピレンを精密に成型し、パーツを緻密に組み合わせることで、視覚的にも物理的にも無駄のない椅子が完成する。表面には装飾がない。だが、その裏にある工業デザインの積層に品を感じるだろう。

積む、整う、映える。研ぎ澄まされたデザインチェア「STACK」と「MAX」がリリース

最大の特徴は、垂直方向に最大10脚まで積み重ねられるコンパスベース構造。この設計により、限られたスペースでも機能性を失わず、効率的に保管・移動が可能となる。セットアップの軽快さ、使わない時の静けさ。その両面を持ち合わせている。

カラーはブラック、サンド、イエローの3色で、価格は一脚38,000円から。専用カートを併せれば、機能の完成度はさらに高まる。

MAXが放つ彫刻的存在感

対照的に「MAX」は、もう少し大胆だ。使われているのは、リサイクルポリプロピレンと木材の複合新素材「RE MAX」。この素材は豊かなテクスチャーと独自の質感をもたらす。環境配慮から導かれた設計だが、そこには表面的なエコとは異なる、造形としての存在感がある。

積む、整う、映える。研ぎ澄まされたデザインチェア「STACK」と「MAX」がリリース

彫刻のようなラインと統一された素材使い。シートから脚まで同一素材で構成されており、装飾のないシンプルな姿がかえって空間の重心になる。屋外使用も可能な耐候性を備え、テラスやガーデンラウンジにもよく映えるだろう。バリエーションは、アームレスとアームチェアの2種類。いずれも張りの有無が選べ、シーンに合わせた柔軟なセレクトが可能だ。

積む、整う、映える。研ぎ澄まされたデザインチェア「STACK」と「MAX」がリリース

椅子が変わると、空間の重心が変わる

暮らしにおいて椅子は、空間の「姿勢」を決定づける存在であり、使う人の価値観を静かに表現する媒体でもある。「STACK」と「MAX」は、それぞれに異なる美しさと知性を備えながら、どちらも“見せない力”を宿している。

積む、整う、映える。研ぎ澄まされたデザインチェア「STACK」と「MAX」がリリース

日常に埋没しない家具。それを選べるのは、目の肥えた大人の証だ。

STACK
サイズ:チェア W490 D530 SH460 H790
    カート W600 D600 H175
価格:チェア 38,000円から
   カート 54,000円
商品ページ:https://seiarrows.com/featured/39/

MAX
サイズ:アームレスチェア W440 D500 SH450 H840(張りなし)
    アームチェア W560 D520 SH450 H800(張りなし)
価格:アームレスチェア 42,000円から
   アームチェア 56,000円から
商品ページ:https://seiarrows.com/featured/40/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000098453.html

(Fumiya Maki)

※価格はすべて税抜

編集部おすすめ