日本酒やクラフトジンで知られる会津の酒蔵が生み出した副産物が、東京・清澄白河の専門工房で洗練された一缶へと昇華。香りと余韻を愉しめる「LIL’ STRAWBERRY(リル・ストロベリー)」は、新しいノンアルの楽しみ方を提案する。

食材を無駄にすることなくアップサイクルして作り上げるクラフト飲料は、環境にも味覚にも嬉しい仕上がりだ。

アイヅジン浸漬イチゴをアップサイクルしたクラフト飲料「LIL...の画像はこちら >>

会津の酒造文化を閉じ込めた一缶

福島県・会津地方に根ざす老舗酒蔵「髙橋庄作酒造店」は、日本酒「会津娘」やクラフトジン「アイヅジン」の名で知られている。そのジン製造の過程で生まれた苺の副産物に新たな命を吹き込んだのが「LIL’ STRAWBERRY」だ。

このドリンクは、「アイヅジン」に使用された苺とその浸漬液をベースに、レモン果汁、カモミール、カルダモン、オレガノといった厳選された素材を加え、味わいと香りのレイヤーを繊細に構成。果実の豊潤さにハーブの余韻が重なり、飲み手に静かな驚きを与えるバランスとなっている。

発売は6月19日(木)より、CAN-PANY店舗、公式ECサイトで販売される。価格は1缶350mlあたり540円(税込)で、限定生産のため在庫がなくなり次第終了。早めに試すのが吉だ。

アイヅジン浸漬イチゴをアップサイクルしたクラフト飲料「LIL’ STRAWBERRY」数量限定で販売!

小ロット生産が生む確かな個性

製造を手がける「CAN-PANY(カンパニー)」は、2023年に清澄白河で誕生した新しい形のボトリング工房。小ロット・ノンアルコール・コラボレーションという3つの方針を掲げ、素材の仕入れから製造、充填、出荷、販売までを自社内で一貫して行っているのが特徴だ。

このアプローチにより、自由度の高いレシピ設計が可能となり、生産者の個性を反映したプロダクトが実現されている。とくに、旬の素材を活かした炭酸飲料やモクテルを中心に、細部まで設計された味のバリエーションは見事だ。

土地と人をつなぐ、静かな贅沢

「LIL’ STRAWBERRY」は、福島の酒蔵が受け継いできた手仕事と、東京の工房が持つ繊細な技術が見事に融合している。缶の中に詰め込まれているのは、素材の背景、土地の文化、そして新しい味覚体験である。

今後、CAN-PANYでは全国の酒蔵や農園とさらなる連携を深め、地域に根ざしたクラフトドリンクの開発を進めていくという。VTuberや飲食店とのコラボレーション、オリジナルラベルによるシリーズ展開など、視覚的にも嗜好的にも多様な展開が見込まれている。

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LIL’ STRAWBERRYは、違いを求める人に、確かな満足を与えてくれる存在となるだろう。

LIL’ STRAWBERRY
発売日:6月19日(木)から
販売場所:CAN-PANY併設ドリンクバー/ECサイト
所在地:東京都江東区三好2-6-10 1F
ECサイト:https://can-pany.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000034286.html

(Fumiya Maki)

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