都心の真ん中で採れた酒米を使って、最高の一本を。

白鶴酒造が、東京・銀座にある支社の屋上「白鶴銀座天空農園」で栽培した酒米「白鶴錦」を100%使用した限定酒「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」を、6月11日(水)に銀座エリアのIMADEYA GINZA SIX店や銀座三越、小泉商事、松屋銀座本店といった一部店舗で40本限定で発売する。

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都会の真ん中で酒米を栽培

「白鶴銀座天空農園」は、白鶴酒造が2007年に銀座のビル屋上で立ち上げた酒米栽培プロジェクト。

「自社開発品種の白鶴錦を都会のビルで育てる」という当初は無謀とも思われた試みだったが、社員の努力もあり、2008年にはプランター栽培から実際の田圃造成へと発展。2013年には、白鶴銀座天空農園で収穫した白鶴錦のみを使った日本酒の商品化にまで至った。

屋上緑化や近隣小学校との連携による食育活動も行われており、今や都市と自然、酒造りの架け橋となるユニークなプロジェクトとして注目を集めている。

40本限定|東京・銀座の屋上で収穫した酒米を使った「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」

豪雨や猛暑を乗り越え2024年産の米を収穫

2024年産の白鶴錦は、田植えの時期を早めることで日照時間を最大限に活用。品質と収量の向上を目指した。

しかしながら、昨年は定着前の豪雨や例年を上回る猛暑など、天候的な課題に数多く直面。さまざまな影響を受けたが、7月以降はようやく生育が進み、8月には40cm以上成長する株も出現した。

最終的には42.1kgの籾付きの米を収穫し、品質検査で3等米として認定された。

40本限定|東京・銀座の屋上で収穫した酒米を使った「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」

果実香が印象的な、特別な日本酒が誕生

白鶴酒造では今年も、そんな白鶴錦を使って限定の日本酒を醸造。

今回の醸造は、2024年9月に神戸の白鶴酒造資料館内に新設されたマイクロブルワリー「HAKUTSURU SAKE CRAFT」で実施。まず白鶴銀座天空農園で収穫した玄米を精米歩合50%まで磨き、わずか15kgほどの白米をすべて手作業で仕込んで、100リットルの小さなタンクで2ヵ月間かけて醸造を行った。

40本限定|東京・銀座の屋上で収穫した酒米を使った「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」

熟練の技術と細心の注意を払ってつくられた酒には、パイナップルやピーチを思わせる華やかな果実香が。口に含むとふくよかな甘みと穏やかな酸味を感じることができ、喉元を過ぎたあとまで芳醇な香りが長く続く。

価格は500ml入りで税別10,700円。

40本限定|東京・銀座の屋上で収穫した酒米を使った「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」

都市の中心で育まれ、手間を惜しまず醸された「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」。単なる商品を超えた物語を携える、貴重な一本と言えそうだ。

白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦
発売日:6月11日(水) 
価格:10,700円(税別)
販売本数:40本
容量:500ml
アルコール度数:15%以上16%未満

白鶴酒造公式サイト:https://www.hakutsuru.co.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000355.000013868.html

(IKKI)

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