“家業の新常識をつくる”を掲げるデザインプロジェクト「NEW NORMAL」が、6月11日(水)より開催される「Osaka Art & Design 2025」に出展する。会場では初のポップアップと、ミラノデザインウィークからの凱旋展を同時開催。
伝統産業とデザインが出会い、新たな価値を生み出す現場を、五感で体感できる機会となりそうだ。
FLOAT REST(ミラノ凱旋展 出展予定)
家業とデザインの“協業”がもたらす可能性
2020年に始動した「NEW NORMAL」は、家業を継ぐ経営者とデザイナーの出会いから始まり、展示・商品開発を通してデザインの新しい常識を形にしてきた。
Osaka Art & Desgign 2025 今年のテーマは「重なる夢中」
今回の出展では、これまでに生まれたプロダクトを直接購入できる初のポップアップストアに加え、今年4月のミラノデザインウィークで披露された展示「NEW NORMAL 5 -Japanese Maison-」を日本で初公開する。
異分野の出会いが育てる“新たな価値”
6月15日(日)には、「家業を継ぐ経営者がデザイナーと出会うことによって生まれる新しい価値創造」をテーマとしたトークイベントも開催予定。
今年のミラノ展の様子(撮影:浦田孝典)
金属加工、ケース製造、ゴム製品など、分野の異なる企業が参加し、デザイナーとの協業で生まれた実例をもとに、変革の可能性とそのプロセスを語り合う。デザインをビジネスの起点として捉える視点が、多くの来場者に刺激を与えるはずだ。
ミラノの空気を、大阪で体験する
会場は大阪高島屋7階の催会場。2025年のテーマ「重なる夢中」のもと、国内外で評価を集めたプロダクトが集結する。
さらに、今回の出展にあわせて、プロジェクト参加者のリアルな声を伝えるPodcastも配信中。展示や協業の裏側に触れながら、プロジェクトの現在地を立体的に知ることができる。
ReVessel(POP-UP STORE 出展予定)
デザインが家業を変える瞬間を、その目で確かめてみてはいかがだろうか。
NEW NORMAL〈OAD 2025展〉
会期:6月11日(水)~6月16日(月)
時間:10:00~19:00(最終日は18:00閉場)
会場:大阪高島屋 7階 催会場
所在地:大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号
入場:無料
公式サイト:https://www.osaka-artanddesign.com/programs/detail/a_015
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000117937.html
(山之内渉)