6月25日(水)、英ロックバンド・オアシスの公式インタビュー集『スーパーソニック 完全、公式、ノーカット・インタビュー』が発売となる。

バンドの核であるギャラガー兄弟が、生い立ちや曲作り、ツアー秘話、確執の裏側まで語り尽くした本書。

ノエル16時間超、リアム12時間超の濃密取材を完全収録した、世界唯一の“正史”だ。

ノエルとリアムの言葉がすべて。“オアシスの真実”を収めた唯一...の画像はこちら >>

罵り合い、支え合う──ギャラガー兄弟が語る「愛と不和」

本書はオアシスのデビューから解散までを、メンバーや家族、関係者の証言とともに描くインタビュー集。中でも注目は、リアムとノエルが兄弟として、そしてバンドメンバーとして語る相互の感情だ。

「おれがいなきゃ、あいつはいまのあいつじゃなかった」
「奴を愛してないし、嫌いでもない。ちょうど真ん中に小さな場所があって、そこに許容がある」

そんな“毒と情”が交差するリアルな語りは、ファンでなくとも心を揺さぶられるはず。Fワード1600回超えという破格の熱量が、ふたりの生き様をストレートに物語っている。

栄光と混沌の軌跡を刻む、成り上がりバイオグラフィー

タイトルの「スーパーソニック」は、オアシスの初期代表曲であり、バンドが音速でスターダムを駆け抜けた象徴でもある。デビューから約2年半でネブワースの伝説的ライブに至った彼らの軌跡は、「魔法だった」とノエル自身が語る通り、再現不可能なロックの奇跡だ。

そこにあったのは巧妙なビジネス戦略でも、計算されたプロモーションでもない。ただ“すべてを欲した労働者たち”が、自分たちの音楽を信じて走り抜けた記録があるだけだ。

日本公演直前、伝説を辿る準備を

オアシスは2025年7月からカーディフを皮切りにワールドツアーを展開。10月25日(土)、26日(日)には東京ドームでの来日公演も決定している。

その前に、ギャラガー兄弟の赤裸々な言葉とともに、バンドの真実を“完全ノーカット”で追体験してみてはいかがだろうか。

スーパーソニック 完全、公式、ノーカット・インタビュー
著者:oasis
編者:サイモン・ハルフォン
訳者:川崎大助
発売日:6月25日(水)
定価:本体3,600円+税

Amazon 商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4334106730
タワーレコード 商品ページ:https://tower.jp/item/6851125

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002082.000021468.html

(山之内渉)

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