森アーツセンターギャラリーにて開催中の「ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展」。その公式図録が、5月30日(金)より会場にて販売開始となった。

展示作品28組を網羅するビジュアルに加え、ジオラマ写真やインタビューなど、多角的に“アートとしてのゴジラ”を紐解く一冊。来場者はもちろん、展覧会後も余韻を楽しみたいファン垂涎の内容だ。

開催中の「ゴジラ・THE・アート展」、公式図録が発売。展示と...の画像はこちら >>

多彩な視点で“ゴジラ”を読み解くインタビューも収録

本図録では、会場展示の全作品に加え、東宝映像美術による撮り下ろしジオラマ写真も掲載。

さらに、グラフィックデザイナーの大島依提亜氏、造形師の若狭新一氏らによるインタビューでは、ポスター、造形、建築、CGといった異なる切り口から「アート×ゴジラ」の接点を掘り下げている。

破壊と創造を繰り返してきたゴジラが、どのように時代と向き合ってきたか──その変遷と解釈の数々が、192ページに凝縮されている。価格は3,600円(税別)だ。

会場ショップ限定グッズや特別上映も開催中

会場内の特設ショップでは、展覧会参加アーティストによる作品をあしらった限定グッズも販売中。クリアファイルやミニクッション、横尾忠則の作品を使用したハンカチなど、“アートとしてのゴジラ”を日常に持ち帰ることができる。

開催中の「ゴジラ・THE・アート展」、公式図録が発売。展示と制作の舞台裏を凝縮

また、TOHOシネマズ六本木ヒルズでは6月18日(水)まで、関連3作品の特別上映会を実施。『ゴジラVSメカゴジラ(1993)』や『シン・ゴジラ(2016)』などが一夜限定で蘇るほか、来場者には限定ステッカーの配布も行われている。

ゴジラとアートの交差点に、いま立ち会う

70年にわたり姿を変え続けてきたゴジラ。

その存在を、現代アートというフィルターを通して再発見できるのが「ゴジラ・THE・アート展」だ。ビジュアルだけでなく思想や造形の背景までを掘り下げることで、ゴジラというキャラクターの奥行きに触れられる貴重な機会となっている。

開催中の「ゴジラ・THE・アート展」、公式図録が発売。展示と制作の舞台裏を凝縮

会期終了前に、会場で“アートとしてのゴジラ”と出会ってみてはいかがだろうか。

ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展
会期:4月26日(土)~6月29日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
開館時間:10:00~19:00(金・土曜は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
入館料:平日 2,200円、土日 2,500円

展覧会公式サイト:https://godzillatheart.com/exhibition

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000151974.html

(山之内渉)

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