9月30日(火)~11月30日(日)まで、東京・京橋の「CREATIVE MUSEUM TOKYO」にて、「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」が開催される。

日本が誇る世界的アーティスト、葛飾北斎。同展では、現代のマンガやアニメの原点ともいえる作品に着目した展示演出を行う。200年前の“北斎のしわざ”を体感する貴重な機会となることだろう。

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「マンガ」や「アニメ」のルーツにもなった北斎作品

葛飾北斎のアイコンとして有名な“大波”の絵は、誰もが一度は目にしたことがあるはず。

北斎は90年の生涯で30,000点もの作品を残し、93回の引越し、30以上の画号を使い分けた自由奔放な生き様でも知られている。

東京・京橋|マンガやアニメの原点に迫る「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」が開催

紙と筆しかない時代に、圧倒的な表現力を発揮した北斎。その作風は、いまや世界を席巻する日本のエンターテインメント文化「マンガ」や「アニメ」のルーツともいわれている。

総数300点を超える見どころたっぷりの展示内容

「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」は、『北斎漫画』を1,700冊所蔵する東洋古美術の専門美術商「浦上蒼穹堂」の浦上満氏の全面協力により開催される。

東京・京橋|マンガやアニメの原点に迫る「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」が開催

『北斎漫画』全15編をはじめ、多彩な読本の挿絵、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』(通称:大波)、自らを“画狂人”と称した晩年の傑作『富嶽百景』全3編・102図など、多彩な作品が揃う。また、本邦初公開となる幻の肉筆画16図を含む、総数300点を超える規模も見どころのひとつ。

東京・京橋|マンガやアニメの原点に迫る「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」が開催

現代のマンガやアニメの表現にも通じる「集中線」や「ギャグ描写」「アニメ原画」といった要素に着目した展示構成で、200年前の“北斎のしわざ”を垣間見ることができるだろう。

東京・京橋|マンガやアニメの原点に迫る「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」が開催

北斎という人物を知り、その表現の多様さに触れることで、時代を超えて響く創作の力を感じられるに違いない。

HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展
会期:9月13日(火)~11月30日(日)※会期中無休
会場:CREATIVE MUSEUM TOKYO
所在地:東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 6F
開館時間:10:00~18:00(最終入場は閉館30分前) ※毎週金・土曜日および祝前日は20:00まで開館
公式サイト:https://hokusai2025.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000163605.html

(IGNITE編集部)

※会期中、一部作品の展示替えを行う

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