「村内ファニチャーアクセス相模原店」では、「FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)」のメインデザイナーでもあった、アルネ・ヤコブセンをクローズアップした企画展を開催中だ。
同企画展は、7月13日(日)までの開催となっており、6月28日(土)にはスペシャルガイドツアーも行う。
モダンなライフスタイルを表現するデザイン
1872年にデンマークで創業した「フリッツ・ハンセン」は、家具・照明・アクセサリー小物のデザインと製造において、モダンな北欧のライフスタイルを表現し続けている。
同ブランドは現代にも続く長い歴史に裏付けされたデザイン美、機能美ある製品と空間、一線を画す価値ある世界観を体現している。
どの時代であっても、ライフスタイルが変化しても、変わらぬ価値。創設者や歴史的なデザイナーへの敬意と、時代を超え、世代を超えて愛される存在感は、本物だけが持ちうる最大の魅力だ。

EGG(1958)
アルネ・ヤコブセンのデザインをめぐる特別展示
2025年は、アルネ・ヤコブセンのデザインであり、北欧デザインの名作となる「セブンチェア」が70周年を迎える。

企画展「Arne Jacobsen Exhibition(アルネ・ヤコブセン展)」では、彼の作品を多数展示し、現行で取り扱われているコレクションとヴィンテージアイテム、アーカイブ資料や、「SAS ロイヤルホテル(現ラディソン コレクション ロイヤル ホテル コペンハーゲン)」の一室「JACOBSEN SUITE 606」を再現したゾーンも見学できる。

また、6月28日(土)には特別イベントとして、今回の展示会製品についてのスペシャルガイドツアーを開催。見て感じるだけでは物足りない人には必見だ。

POT(1959)
アルネ・ヤコブセンが創り出した不朽の名作
「アントチェア(アリンコチェア)」は、製薬会社の食堂のためにデザインされたもの。
3本脚のミニマルなデザインであり、背座一体となった三次元曲面の成形合板シェルを採用し、楽器のような曲線を持つ繊細で芸術的な外観。このチェアの誕生は、「フリッツ・ハンセン」とアルネ・ヤコブセンそれぞれの歴史における重要な出来事となった。

ANT(1952)
「SERIES7(セブンチェア)」は、「アリンコチェア」に改良を加えて進化させ、デンマーク家具の歴史上もっともアイコニックな製品のひとつとなった。
「アリンコチェア」よりも有機的なシルエットであり、フォルムはタイムレスかつ多用途で、飾ることなく個性的な魅力が感じられる。

SERIES7(1955)
世界を魅了するデザインに触れるチャンスだ。
Arne Jacobsen Exhibition
期間:~7月13日(日)
会場:FRITZ HANSEN IN SHOP @ MURAUCHI SAGAMIHARA
所在地:神奈川県相模原市南区鵜野森3-50-1 村内ファニチャーアクセス相模原店1F
定休日:水曜日
トークイベント
開催日:6月28日(土)
時間:11:00~、14:00~、16:00~ 全3回(各約40分程度)
参加方法:事前予約制
イベント詳細・申込ページ:https://www.murauchi.net/recommend/arne_jacobsen_exhibition.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000031304.html
(田原昌)