世界最大級のワインコンペティション「Decanter World Wine Awards 2025」において、日本の赤ワイン「グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ2022」がプラチナを受賞。日本ワインとして唯一の快挙を成し遂げた。

北海道・余市の冷涼な気候が育む果実と、つくり手の丹念な仕事が世界に認められた証といえる。まさに今見逃せないワインの一本だ。

余市の赤が快挙。日本ワイン唯一のプラチナ受賞「グランポレール...の画像はこちら >>

世界を魅了した、北の地のぶどうと職人の手仕事

今回プラチナを受賞した「グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ2022」は、北海道産の代表的な赤ワイン用ブドウ「ツヴァイゲルトレーベ種」を100%使用。色鮮やかなルビーレッドの液色に、チェリーやプラム、スミレといった華やかな香りが重なり、上品なミント香が全体を引き締める。シルクのように滑らかな口当たりで、スパイシーな余韻が心地よく続く。

畑が位置する余市は、北緯43度に位置し、日本海を望む起伏のある傾斜地に広がる。冷涼な気候と少雨という自然条件が、ぶどうに繊細さと芯の強さを与えている。葉を丁寧に取り除くなど、日照を最大限に生かした栽培もポイントだ。

余市の赤が快挙。日本ワイン唯一のプラチナ受賞「グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ2022」
掲載元:サッポロビール公式

掲載元:サッポロビール公式

日本ワインの現在地を示す、グランポレールの挑戦

グランポレールはサッポロビールのフラッグシップブランドとして、2003年に誕生。北海道や長野など自社畑を構え、ぶどう栽培から醸造に至るまで一貫した体制を築いてきた。2023年には「想いをつなぐ日本ワイン」という新コンセプトのもと、「産地のテロワール」「ぶどうの個性」「つくり手の情熱」の3要素を軸に、ブランドの深化を図っている。

今回の受賞は、その歩みのひとつの成果であると同時に、今後の展望を期待させるものでもある。日本ワインが単なる“地元の味”を超えて、世界と対等に語れる存在になりつつある証左といえる。

「グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ2022」は、自然と技術が調和した結晶だ。決して派手さを求めず、丁寧に育てられた果実と醸造哲学が世界の目に留まった。ペアリングでは、ジンギスカンや鴨のローストといった和洋の肉料理にも寄り添う。

余市の赤が快挙。日本ワイン唯一のプラチナ受賞「グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ2022」
掲載元:サッポロビール公式

掲載元:サッポロビール公式

この一本は、大切な時間にそっと寄り添う品格を持っている。ワインを嗜むなら、こうした1本が手元にあると心が満たされるだろう。日本ワインの最高峰を体感できる、今注目すべき赤だ。

グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ2022
商品詳細ページ:https://www.winemart.jp/products/ks-s00010010195500

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002914.000012361.html

(Fumiya Maki)

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