9月14日(日)、福岡・春吉のチャペル跡地に、全8席のフレンチレストラン「L’Unique labo(リュニック・ラボ)」がグランドオープンする。予約受付は8月19日(火)11時より開始された。

ミシュラン二つ星を6年連続で獲得したシェフ・濵野雅文氏が手がける新店舗として、注目を集めそうだ。

「L‘Unique labo」内装イメージパース

濵野雅文が挑む“唯一無二”のレストラン

「L’Unique labo」は、“唯一無二=L’Unique”と“実験室=labo”というコンセプトのもと、料理・空間・所作すべてを一体として構築した完全予約制のレストラン。

シェフを務める濵野雅文氏は、福岡県糸島市出身。フランス・ブルゴーニュで独立後、ミシュランガイドにて6年連続で二つ星を獲得した実績を持つ。2023年の帰国から約2年をかけて構想された本プロジェクトは、日本での新たな挑戦となる。

福岡・春吉にフレンチレストラン「L’Unique labo」...の画像はこちら >>

6メートルを超える天井高を活かした空間に、白を基調としたカウンター8席のみ。目の前で繰り広げられる料理と会話が、まるで舞台のようなひとときを演出する。

一口ごとに移ろう、九州の“今”を切り取った11皿

提供されるコースは1種のみ。九州産の旬食材をふんだんに用い、フルーツやハーブ、野草、エディブルフラワーなど自然の恵みを随所に取り入れた11皿で構成される。

味わいは、口に運ぶたびに表情を変える設計。食材の個性を際立たせながら、視覚・味覚の両面で季節を感じさせる構成になっている。

記憶に残るのは、“料理”だけではなく“味わう時間そのもの”。空間ごと仕立てられた、濵野シェフの哲学が宿る一皿一皿だ。

デザインはatelier oï、空間そのものが記憶に残る体験に

空間設計を手がけたのは、スイスを拠点に世界的に活動するデザインチーム「atelier oï(アトリエ・オイ)」。

グローバルブランドとのコラボや受賞歴を持つ彼らにとって、本プロジェクトは九州初進出となる。

元チャペルの構造を活かした開放的な空間は、時間や季節によって変化する自然光が差し込み、日常の感覚から切り離されたような静けさを生む。料理と空間、そのすべてが「L’Unique labo」だけの体験として立ち上がる。

この秋、福岡に誕生する“静かで濃密な一夜”。その一席に、あなたも足を運んでみてはいかがだろうか。

L’Unique labo(リュニック・ラボ)
所在地:福岡市中央区春吉3丁目13−1(HOTEL IL PALAZZO敷地内)
オープン日:9月14日(日)
営業時間:ランチ 12:00~13:30(L.O.)/ディナー 18:00~19:30(L.O.)
定休日:不定休(完全予約制)
予約受付開始日:8月19日(火)11:00~
公式サイト:https://lunique-labo.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000052690.html

(山之内渉)

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