9月27日(土)より、外苑前の「GALLERY CLASKA」にて、木工作家・吉川和人氏の個展が開催される。

定番の器や家具に加え、端材を用いた一点もののオブジェまで、多様な作品が並ぶ本展。

会期中には作家本人によるワークショップも開かれる。

木にふれる手仕事の魅力を体験できる、貴重な機会となるだろう。

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木が持つ“個性”を、そのまま形に

吉川和人氏は、家具ブランド勤務を経て木工作家へと転身した異色の経歴を持つ作家。岐阜県立森林文化アカデミーで木工技術を学び、現在は東京と三重に工房を構えて活動している。

今回のGALLERY CLASKAでの展示は、約1年半ぶり3回目の開催。定番のカトラリーや器、端正な佇まいの家具に加え、木のかけらを活かしたユーモラスなオブジェなど、素材の“表情”を引き出した多彩な作品が空間を彩る。

南青山|木の個性にふれる、手仕事の時間へ。吉川和人氏の作品展がGALLERY CLASKAで開催

家具は受注販売、小物類は展示販売形式で、じっくりと手に取りながら選ぶことができる。

作家による3種のワークショップも開催

会期中には、同氏のライフワークでもあるワークショップも開催。小刀やカンナを使って仕上げる「バターナイフ」、栗の木と真鍮を組み合わせる「ハンガー」、自由な発想で作る「積み木のオブジェ」の3種類が用意されている。

対象年齢や使用工具に応じて構成されており、木工に初めて触れる人でも安心して参加できる内容に。仕上がりの美しさだけでなく、「削る」「磨く」という工程そのものに没頭する心地よさも、ものづくりの楽しさのひとつだ。

参加申込は9月9日(火)11:00より、GALLERY CLASKAの予約サイトにて受付を開始予定。

暮らしの中の“ひと工夫”と出会う

吉川氏の作品は、装飾をそぎ落としながらも、どこか温もりと静けさをたたえている。家具として、道具として、そして時には“作品”として暮らしに寄り添う存在だ。

南青山|木の個性にふれる、手仕事の時間へ。吉川和人氏の作品展がGALLERY CLASKAで開催

この秋、作家の視点と技術にふれながら、自分の手でものを作る楽しさを体感してはいかがだろうか。

吉川和人展
会期:9月27日(土)~10月12日(日)
会場:GALLERY CLASKA
所在地:東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル9F
アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前」駅 b1出口より徒歩1分
営業時間:水曜~日曜 12:00~17:00
休廊日:月・火曜

ワークショップ
バターナイフ:10/4(土)、10/5(日)14:15~16:45 定員各6名/8,800円(税込)
ハンガー:10/4(土)12:00~13:30 定員6名/7,700円(税込)
積み木のオブジェ:10/5(日)12:00~13:30 定員6名/5,500円(税込)
申込開始:9月9日(火)11:00~
予約サイト:https://claskado.stores.jp/

CLASKA公式サイト:https://www.claska.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000147529.html

(山之内渉)

※画像は展示予定作品の一例

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