東京・上野の「ホテルリソル上野」にあるアートギャラリー「Resol Gallery Ueno」で、アーティスト・本田しずまる氏による特設展示が開催される。会期は10月1日(水)から31日(金)まで。
旅先の街並みや塔を題材とした作品4点が並び、入場は無料。宿泊者はもちろん、一般の来館者も鑑賞できる。
旅先の塔02(日本・東京)
旅と街並みをテーマにした4作品
展示されるのは「旅先の塔01(中国・広州)」「旅先の塔02(日本・東京)」「旅先の塔03(日本・札幌)」「旅先の塔04(日本・大阪)」の4点。いずれも旅の記憶をもとに、本田氏独自の視点で描かれている。

旅先の塔01(中国・広州)

旅先の塔03(日本・札幌)
広州での長時間の散策や、東京スカイツリーと広州タワーを見比べた体験、札幌や大阪でのエピソードなど、旅先で出会った情景をペンとインクで記録。塔というモチーフを通して、街や人との関わりが表現されている。
マルチに活動する本田しずまる氏
本田しずまる氏は山梨県出身のイラストレーターであり、芸人としても活動する異色のアーティスト。日本大学芸術学部デザイン学科で安西水丸氏に学び、書籍や雑誌、WEBなどで数多くのアートワークを手がけてきた。
詩のボクシング全国大会優勝や朗読CDリリースといった経歴に加え、茶道にも取り組み、その経験を作品へと昇華させている。
今回の展示にも「すべての人が仏性を持つ」という思想が反映されており、アートを通じて人や旅に向き合う姿勢が表れている。
上野の街に根ざす「Resol Gallery Ueno」
「Resol Gallery Ueno」は、「ホテルリソル上野」のリビングロビーに設けられたアートギャラリー。アカデミズムや下町文化が息づく上野という土地に合わせ、宿泊者だけでなく地域の人や旅行者も気軽にアートに触れられる場として開かれている。
2023年2月の開設以来、油絵や版画など幅広いジャンルの展示を行い、新進気鋭のアーティストやベテラン作家の作品を紹介してきた。隔月で常設展示と特設展示を交互に実施しており、訪れるたびに新しい出会いがあるのも特徴だ。
上野でアートと出会うひとときを
旅の記憶や日常の風景を独自に切り取った本田氏の作品は、観る人に新たな物語を投げかける。
この秋、上野でアートと旅が交差する瞬間を味わってみてはいかがだろうか。
本田しずまる氏4作品特設展示
会期:10月1日(水)~10月31日(金)
会場:ホテルリソル上野 リビングロビー内「Resol Gallery Ueno」
入場料:無料
開館時間:10:00~20:00 ※宿泊者は24時間入場可
ホテル公式サイト:https://www.resol-hotel.jp/ueno/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000136681.html
(山之内渉)